皆さんは「クラウドソーシング」という言葉をご存知でしょうか。クラウドソーシングとは、不特定多数の人に業務を委託したり、アイデアを募って問題解決をしたりする仕組みのことを指します。
近年では「すべてがネット上で完結する新しいワークスタイル」として普及していて、好きな時間に、どこにいても働けるので、すきま時間を生かしてお小遣い稼ぎをするという人も多くなりました。
今回は、そんな「クラウドソーシング」初心者の方におすすめの4つのサイトをご紹介します!
クラウドソーシングの3つの働き方

おすすめサイトをご紹介する前に、クラウドソーシングでの主な3つの働き方について触れておきます。
プロジェクト型
プロジェクト型のクラウドソーシングは、ホームページ制作、アプリ開発、記事の執筆など、納品する成果物や制作期間があらかじめ指定されているプロジェクト単位で行われます。発注者と受注者の間で報酬などの条件を事前に取り決め、契約を締結したのちに作業をスタートさせます。
受注者にある程度の専門性や実務経験などの実績が求められるケースが多いのが特徴です。
コンペ型
コンペ型は寄せられた複数の成果物の中から、発注者がより高く評価したものを採用するコンペティション形式で進行する仕事です。ロゴやバナー、キャラクター作成、新商品のネーミングなどが多く、受注者はコンペへの参加を申し込んで期日までに成果物を提出します。
ただし、採用されなければ報酬が支払われないケースもあるので予め注意しましょう。
タスク型
タスク型はアンケートの回答やデータ入力など、簡単にできて1案件あたりの作業時間が数分で完了するタイプの仕事です。発注者は、大量の案件を複数の受注者に分散して依頼しているケースが多いようです。
難易度が高くない分、報酬も数円〜数百円程度と低いですが、スキルや知識がなくとも気軽に受けられるお仕事なので、クラウドソーシング初心者向きの働き方と言えます。
クラウドソーシング初心者おすすめサイト4選
ランサーズ

出典:http://www.lancers.jp/
ランサーズはクラウドソーシングの大手企業で、システムエンジニア、デザイナー、ライターなどへの仕事が多数揃っています。それぞれの分野で高い評価を獲得すると、サイト上にランキング方式で掲載されます。発注企業はKDDI、グリー、ヤフージャパン、NTTデータ、日本気象協会など大手企業から中小企業まで様々です。
クラウドワークス

出典:http://crowdworks.jp/
クラウドワークスはランサーズと並ぶクラウドソーシングの大手で、東証マザーズに上場している企業です。WEB制作、ロゴ・チラシデザイン、ネーミング、ライティング、テープ起こしなど幅広い仕事を受注することができます。特にロゴデザインのコンペが活発で、経済産業省の新規事業のロゴや、TBSの無料配信サービスのロゴなどの採用実績もあります。
Conyac(コニャック)

出典:https://conyac.cc/ja
Conyacは世界中のバイリンガルユーザーに、言語に関連のある業務をアウトソーシングする海外進出・多言語化支援プラットフォームで、言語を生かした仕事を探している人や、言語スキルを伸ばしたいという人におすすめのサイトです。スキルに自信がなくても、短い文章の翻訳などのお仕事もあるので、徐々にレベルアップしていくことができます。
Bizer(バイザー)

出典:https://bg-bizer.jp/
Bizerは中小企業のバックオフィス支援をするクラウドを使ったサービス会社です。税理士、社労士、司法書士、弁理士、行政書士といった資格を持った方におすすめのサイトとなっています。
※以前こちらの記事でBizerのサービスについて詳しくご紹介しました。
『煩雑なバックオフィス業務をクラウド上で解決するプラットフォーム「Bizer」開発者 畠山友一氏インタビュー』
すきま時間でお小遣い&実績づくり!
クラウドソーシングサイトを上手に活用すれば、お小遣い稼ぎだけではなく、転職などの際に役立つ実績をつくることも可能です。もしも現在時間を持て余しているという方は、この機会に新しい働き方を模索してみてはいかがでしょうか。