細田守から学ぶ「よろしくお願いしまああああす!!」と迷いから脱出するヒント

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2015年7月11日公開の映画「バケモノの子

この作品は「時をかける少女」「サマーウォーズ」「おおかみこどもの雨と雪」でその存在感を増してきている、アニメ界の巨匠である細田守監督が手がけています。

細田監督は、独特の脚本と表現技法を用いて、多くの人の感動を呼びました。

今回はそのシナリオ・演出から学びとれる「悩みや迷いから抜け出すためのヒント」をパワポでまとめてみました。

細田守監督のここから学ぶ①

細田守作品では、物語をみるカメラワークは定点からの視点です。

客観的な視点で物語をみることによって、「こうでなければいけない」という凝り固まった考えではなく、柔軟な捉え方が可能になります。解釈は人それぞれです。

主人公「自分」を第三者視点で観てみる

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ビジネスシーンまたは人生の中で、今後を左右する大きな選択をしなければならない場面はたくさんあります。

悩みすぎてしまったら、一度自分のことを他人の事のように分析してみると良いかも知れません。

自分を客観視する方法として使えるのが、毎日の出来事や感情、考えを書き溜めておくということです。日記を書く習慣を身につけてもよいでしょう。習慣を身につけるヒントは、【TO数年後の自分】習慣化スキルで「気付いたら取り組んでた状態」をつくるにまとめています。

どうしても続かない方は、ツイッターやフェイスブックなどSNSの自分の投稿を振り返ってみても、多少効果はあるでしょう。

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客観視ができるようになると、自分の長所短所、特徴などを把握することができます。この新しい視点が悩みや迷いを解決する助けになります。

細田守監督のここから学ぶ②

細田守作品では「反復」「対比」がよく用いられます。

「反復」=同じ背景のシーンが何度も登場
「対比」=人物の心境の変化や、意見の食い違いの描写

特に「時をかける少女」では多用されています。タイムスリップして過去に戻った主人公以外は、過去のまま。主人公の心境や行動の違いがわかりやすいですね。

同じ状況にパラレルワールドの自分を呼んでくる

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「諦めるか、続けるか」
「報告をするか、しないか」
など二者択一の状況で迷うシーンはよくあります。

ただ、「あっちもこっちも捨てがたい」と悩んでいても、どちらにもちゃんとした理由があるように見えてしまいます。

こうした状況で何を選ぶべきかは、どのようにして考えるのが良いのでしょうか。

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そんな時は、同じ場面に心境の異なる自分がいる状況を考えてみましょう。

「諦めた場合と、続けた場合の自分」や「報告した場合と、報告しなかった場合の自分」それぞれの気持ち・考え・行動をあらかじめ想像しておきます。

想像するとき、はじめに述べた客観視を利用するとよいです。自分はどういう考え方をしがちで、どういった行動を取ろうとするのかが、なんとなくわかるからです。

しっかりと心境の異なる自分を比較できれば、何がベストチョイスなのかを考えやすくなります。

細田守監督のここから学ぶ③

細田守作品では対比をよくすることから、2つの勝ち負けを考えさせられます。
しかし映画の終わり方は、白黒はっきりさせるということに重きを置いていません。

わかりやすいのは「おおかみこどもの雨と雪」。オオカミとして生きるか、人間として生きるかという問いに、正解・不正解を出してはいません。

「正しい」「間違い」の白黒ハッキリ論者になってはいけない

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いつまでも悩み続けていい、という状況はあまりありません。大抵どこかしらに締め切りが設定されているものです。

なかなか結論がまとまらない時、焦りから「正解」「不正解」を白黒はっきりつけようと考えてしまうことはありませんか。

この「白黒ハッキリ論」はよく考えると、とても危険です。実は無意識のうちに、自分が選んだ選択肢が「正解」だと思い込むために、「正しい」「間違っている」を断定するという心理が働いていることがあるのです。

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対比されている2つのことがらは、白黒はっきりつけられないことがほとんど。

一方が合っていて、もう一方は間違いだと決めつけるのではなく、両方のメリットとデメリットを整理してみることが大切になってきます。

答えを出す際は、「これだけは譲れない」という判断軸を持つこと。優先することの順位付けをすることで、より納得のいく決断ができるはずです。

まとめ

悩んでいる時間は大事ですが、あまりに長い期間引っ張っていると生産性も落ちてしまいます。決心して何かを選択しても、何がこれから起きるかなんて誰もわかりません。

不安定すら楽しもう、という気持ちを持つことが、悩み・迷いとうまく付き合っていくコツなのかもしれません!