運動音痴でも大活躍?「ゆるスポーツ」がガチで楽しそう!

2020年に開催される東京オリンピック・パラリンピックに向け、現在様々なスポーツ熱が高まってきています。先日大変な盛り上がりを見せたラグビーワールドカップも、次回行われる2019年には日本で開催されることが決定しているため、ラグビーファンも急増中。

そんな中、「運動は苦手だから」と、あまり気持ちが乗り切れていない人もいるのではないでしょうか?ここでは、運動の上手い下手、年齢層関係なくじわじわと人気が広まってきている「ゆるスポーツ」について紹介します。

強者も弱者も関係ない!誰でも気軽に楽しめる「ゆるスポーツ」

「スポーツ弱者を、世界からなくそう」をコンセプトに、2015年の4月10日、「世界ゆるスポーツ協会」が立ち上がりました。このコンセプトの通り、運動音痴、障碍者、お年寄りといったスポーツ弱者も気軽にでき、仲間外れもなく皆が笑い合ってできるスポーツ。それが「ゆるスポーツ」なのです。

しかし、こういった近代スポーツは歴史が浅く、認知度はまだまだ低いです。それでも、「スポーツは世界共通の文化」とよく言いますが、この中に存在するスポーツと人との壁を取り除き、本当の意味での世界共通にするために「ゆるスポーツ協会」は様々な種目を創り上げているのです。それでは、現在までにどういった「ゆるスポーツ」があるのかを見ていきましょう。

「ゆるスポーツ」15競技

「ゆるスポーツ協会」では、既に大会が開かれているものから、できたばかりで改良を重ねているスポーツまであり、着々と種目の数は増えてきています。ここでは、その普及具合に関わらず、公開されている「ゆるスポーツ」15種目をルールと共に紹介します。

IMOMUSHI RUGBY(イモムシラグビー)

「イモムシラグビー」とは、その名の通りイモムシになりきって床を這って進み、ゴロゴロ転がりながらラグビーをするというまったく新しい発想のスポーツです。写真で分かる通り、とても見た目はゆるく、笑いが飛び交う楽しいスポーツです。運動神経や経験値は関係なく、人数さえ揃えば気軽に行うことができます。「イモムシラグビー」から、現在巻き起こっているラグビーブームに乗っかっちゃいましょう!

BABY BASKETBALL(ベビーバスケットボール)


「ベビーバスケットボール」とは、激しく動かすと赤ちゃんのように泣き出してしまう特殊なボールを使用して行うバスケットボールです。なので、思い切り投げたり、ドリブルなんてもちろんできません。「ベビーボール」を泣かせないように、そっとパスして、そっとキャッチするという、世界一ゆるいバスケットボールなのです。

らくがきウォーク

「らくがきウォーク」とは、チームごとに地図をたよりにGPSと共に街を歩くだけで、地球にアートを描く現代版の「地上絵」です。様々な路地や軒先を抜け、ゴールした後にGPS記録を見ると、自分が歩いてきた道のりが「絵」になっているのです。「らくがきウォーク」で、オリジナル街アートを完成させましょう!

100㎝走

「100㎝走」とは、100cm(1m)を早く走り抜けるのではなく、いかに遅く走るかを競う競技です。 簡単に見えるかもしれませんが、集中力と体幹バランスが試される厳しいスポーツなのです。これによって、自然とインナーマッスルも鍛えられるので、体幹トレーニングという目的でやってもいいでしょう。この異色の「超・短距離走」を一度試してみてはいかがでしょう?

スカッチュ

「スカッチュ」とは、口元の動きだけでプレイする新感覚のスカッシュです。最先端の認識技術で舌と唇の動きを検出し、舌の動きでラケットを移動させます。「チュッ」の動作でスマッシュを打ち込み、タイミング良くボールを打ち返すことで高得点が狙えるというスポーツです。表情筋をふんだんに駆使するので、プレイすればするほど美顔効果も期待できるかもしれませんよ!

HANDSOAP BALL(ハンドソープボール)

「ハンドソープボール」とは、単純明快、手にハンドソープを付けて行うハンドボールです。ハンドソープを塗った手は、とんでもなくツルツルになり、ボールを持つのが非常に困難。さらに、ボールを落とす度にハンドソープを1プッシュ追加されるので、試合が進めば進むほど手がツルツルになってしまいます。誰がやっても盛り上がること間違いなしの「ゆるスポーツ」です。

スポーツかるた

誰でも子供の頃から遊び、親しみのあるあの“かるた”の進化形が「スポーツかるた」です。従来のように、ただ読まれた札を取るだけではなく、そこに書かれたお題をクリアしなければその札をゲットすることができません。どのお題も楽しく体を動かすものばかりで、筋力、体幹バランス、柔軟、有酸素運動など、かるたをしながら様々な運動をすることができるのです。

エレクトリック温泉

世界初の“温泉で”、“裸で”、さらには“のぼせる”という3つの世界初が組み合わさったスポーツが「エレクトリック温泉」です。プラットフォームを使用し、カーリングやエアホッケーといった競技をデジタル化し、温泉の中で遊ぶというものです。日本ならではの温泉という文化に、最先端テクノロジーが交差することで生まれた、未だ見たことのない近未来スポーツをその体で体験してみてはいかがでしょう?

ZOMBIE SOCCER(ゾンビサッカー)

出典:VIMEO

「ゾンビサッカー」とは、パラリンピックの種目にもある「ブラインドサッカー」をさらにゆるくしたスポーツです。体に鈴を付けた生身の人間チームと、アイマスクをして目が見えないゾンビチームに分かれてプレーします。ゾンビが生身の人間に触れると、その人間はゾンビ化するので、人類(生身の人間チーム)が滅亡するか、ボールを奪われた時点で勝敗が決定します。ぞろぞろとゾンビが人間を追いかけている光景は恐怖そのもの。人類の存続をかけて、あなたもゾンビとサッカーでサバイバルしてみては?

PACHINKO BASKETBALL(パチンコバスケットボール)

「パチンコバスケットボール」は、大きなパチンコ台のようなボードに付いた3つのリングにシュートを放つという新しいバスケスタイルです。基本は3人制ストリートバスケと同じルールですが、ボールは、釘と釘の間を跳ねながらリングに向かうので、身長やジャンプ力、シュートの上手さは全く関係ありません。一度シュートを放てば、リングに落ちるまで誰もが「ハラハラ」「ドキドキ」のスリリングを楽しめます。

イヌティメットフリスビー

「イヌティメットフリスビー」は、アメフトとバスケを合わせたフリスビー競技である「アルティメット」のプレイヤーが犬になったスポーツです。これまで、「大好きな愛犬と一緒にスポーツできたら・・・」という夢を思い描いていませんでしたか?このスポーツは、そんな愛犬家たちの夢を実現した競技なのです。ここでは、犬は家族ではなく“チームメイト”。共にチームの勝利のために空中を舞うフリスビーに向かって走り回りましょう!

FACING(フェイシング)

これを見た瞬間、「これってスポーツ?」と思われた人もいるかもしれませんが、「フェイシング」はれっきとした「ゆるスポーツ」です。変顔と最先端の顔認証技術の融合で生まれたのがこの「フェイシング」。運動能力も関係なく、老若男女誰しもが「顔面アスリート」になることができる究極の次世代スポーツなのです。ルールとしては、真顔とどれだけかけ離れた顔をできるかを競い、顔認証技術の測定によって点数化されたポイントで勝敗をつけるのです。「変顔に自信あり!」という人は是非チャレンジしてみましょう!

手錠バレー

「手錠バレー」は、バレーボールのレシーブの姿勢をヒントに編み出されたスポーツです。普通なら犯罪者を逮捕する際に扱われる手錠をスポーツ用品として使用し、スパイク、トス、レシーブなどの全てのプレーを両手でこなさなければいけない。そんな自由を奪われるという新感覚を味わいながらバレーを楽しんでみてはいかがでしょう?

VALLEY BOMB(バレーボム)

「バレーボム」は、特殊に開発されたとても割れやすい風船を使用した史上初の“水風船バレーボール”です。受け手も投げ手もいつ水風船が爆発するか分からないので、一球一球のスリルは超満点。上手くキャッチしても、風船が割れてびしょ濡れになっても、たちまちその瞬間のヒーローです。水風船がはじけ飛ぶ、クールで爽快なニュースポーツを一度お試しあれ。

BUBBLE SOCCER(バブルサッカー)

「ゆるスポーツ」の元祖と言ってもいいのがこの「バブルサッカー」。ここまで紹介した中では一番の知名度を誇る競技です。巨大なバブルを装着し、自分がボールと化しているので誰に当たってもOKの、ゴロゴロと転がりながら楽しくプレーできる「ゆるスポーツ」です。いつしか、サッカーボールをゴールに決めることより、相手を弾き飛ばすことに夢中になってしまいます。「バブルサッカー」は、ラウンドワンのスポッチャでプレーできる店舗もあるので、一度体験してみましょう!

「ゆるスポーツ」は、“弱者”の入り口となって今後のスポーツ界発展へ導く

まだ「ゆるスポーツ」は発足して間もないですが、何度も体験会を開いて“スポーツ化”させている競技もあり、順調に活動実績を積み上げています。また、こういった体験会を開いていく中で、様々な人から「一緒にゆるスポーツを創ろう」というオファーも数多くあるようです。「世界ゆるスポーツ協会」のトータルプロダクターである澤田智洋氏は、「多少は淘汰されていきながら、結果的に100年続く『ゆるスポーツ』を一つでも増やしていきたいと考えています」と、既に100年後までも見据えているのです。

澤田氏の考えが実現することで、「スポーツ弱者」を一人でも多く減少させていくために、気軽に入り込める「ゆるスポーツ」が起点となって、世界中の全ての人々にスポーツによって感じられる“喜び”と“感動”を与えることができるかもしれません。