【初任給】手取り金額が違う!?労働契約で混乱しないためのチェックポイント

4月から社会人の仲間入りをした皆さんの中には「もうすぐ初任給が貰える!」という方も多いのではないでしょうか。でも、給与明細を見てみると「契約した金額と全然違う!」とおそらく驚かれると思います。今回は、そんな新社会人の皆さん向けに、会社との労働契約で混乱しないためのチェックポイントを紹介していきます。

初任給のチェックポイント

支給項目

基本給:試用期間中で低いことも。事前に明示されていたかを確認しましょう。

各種手当:申請ベースの手当も多いので、申請漏れしていないか注意しましょう。

残業代:通常、4月の給与には含まれません。翌月にチェックするようにしましょう。

控除項目

税金:1年目は住民税が徴収されません。もしも引かれていたら経理のミスなので報告しましょう。

社会保険料:一般的に4月は健康保険料・厚生年金の保険料は控除されません。引かれていた場合はミスか不正の疑いがあります。

社宅費等:労使協定で決まった項目なのか。決まってきても実態をチェックしましょう。

どうして約束した支給額と違うの?

dentaku
企業の中には、手続きがいい加減で、口約束だけのこともあります。まず必ずチェックしたほうがいいのは「基本給」。入ったばかりの試用期間だからといって、基本給を減らす企業もありますが、これは本人への事前の明示が必要なのです。

そして新社会人が混乱しやすいのが「各種手当」について。手当については、申請制の場合が多いので、報告しなければ貰うことができません。会社からの話を待っているのではなく、自分から確認した方が安全です。

また、手当の中でも「残業手当」についても注意が必要です。一般的に残業の精算は翌月に行われるため、4月に残業をしたとしても、初任給には含まれないのです。ですので、5月の給与明細をチェックしましょう。

残業代は、残業時間に応じて支払われているのか、あらかじめ一定時間までの残業を想定して支払われる「定額残業制」なのかを確認しましょう。定額残業制の場合でも、定額分を上回る残業が発生すれば追加で残業代が貰えます。どちらにしても、4月の残業時間を記録し、翌月確認することが大切です。

労使協定にない項目で天引きされてるかも…

tenbiki
支給される項目だけではなく、引かれる項目も確認が必要です。給与から引かれるものとしては、「所得税」「住民税」といった税金。「健康保険」「厚生年金保険」などの社会保険料があります。

このうち「住民税」は前年の所得に応じて金額が決まるので、引かれるのは翌年からとなります。「健康保険」「厚生年金保険」も一般的には翌月からになりますので、もしも初任給から引かれていたら経理ミスの可能性があるので報告しましょう。

その他、引かれる項目として「社宅費」「組合費」などがある場合がありますが、時には「事務費」や「研修費」など実態がよくわからないものが引かれているケースもありますので、不明点は会社に確認するようにしましょう。

最後に

今回は、初任給を受け取る際に注意しておきたいチェックポイントをまとめて紹介しました。上記の内容をしっかりと確認し、ご両親へのプレゼントなど、社会人になって初めて自分で稼いだお金を大切に使ってくださいね。