【Pokémon GO】家の中でゲームをやるのはもう古い?Ingress × ポケモンで、現実世界はもっと面白くなる!

2015年9月9日、1つの動画がYoutube上にアップされました。
 
 

ゲームの画面上ではなく、実際に家を飛び出して、リアルの世界でポケモンを捕まえたり、交換したり、バトルしたりすることができる。ポケモンファンの夢が現実となるような映像は衝撃的で、瞬く間にそのニュースは世界中に広がりました。

Pokémon GO」は、AndroidとiOSにて2016年に配信されるサービスです。画面の中に収まらない、現実でのプレイヤー同士の繋がりを大切にしてきたポケットモンスターの世界をさらに広げ、リアルとバーチャルを自在に行き来しながら楽しむことのできるゲームになります。

配信が近づくにつれ期待値が高まる「Pokémon GO」。この開発チームには、ポケットモンスターの生みの親であるゲームフリークを始め、任天堂、そして、Googleのスタートアップから独立し、このゲームの基盤ともなる「Ingress」を開発したナイアンテックが参画しています。

すでにプレイしたことのある方もいるかもしれませんが、「Pokémon GO」の基盤となる「Ingress」とは一体何なのでしょうか。おさらいしてみましょう。

Ingressとは

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2013年12月に配信されたこの「Ingress」は、Googleマップの地図を使用し、2チームに分かれて行う、全世界をフィールドとした陣取りゲームです。すでに1000万ダウンロードを超えており、その独特な世界観によって熱心なユーザーを増やしています。

このゲームは、エンライテンドとレジスタンスの陣取りゲームです。この2つの派閥は、エキゾチックマターという強力な物質を巡って争っています。

陣取りの仕方は至って簡単。定められたポータルと呼ばれるポイントに直接赴き、「ハック」するだけ。世界のあらゆる史跡や記念日、アート作品、その土地ならではの観光スポット、図書館や礼拝堂などがポータルとして定められています。ポータルはハック、またはレゾネーターを設置することで、自勢力のものとなるのです。

3つのポータルを三角形を描くようにリンクすると、その三角形の内部が「コントロールフィールド」となり、その面積と人口に応じた得点(マインドユニット)が手に入り、両派閥を比較した時、マインドユニットが多い方が優勢となります。

ユーザーたちはエージェントと呼ばれ、自らの陣地を広げるべく、日々勢力拡大に勤しんでいる、というわけです。

過去にはこんなイベントも……

世界各国がバトルフィールドとなる、Ingress大会

Ingressでは毎年世界各地で様々な大会が開かれており、多くの人々を集めています。

例えば、2014年12月に行われた「ダルサナ東京」。これは、日比谷公会堂をスタート地点とし、約10分間の間に、指定されたポータルを取り合うというゲームです。短時間、少数ポータルでのバトルになるので、互いに破壊とレゾネーターの設置を繰り替えす、接戦となったようです。そのイベントには4000人近くが参加しており、Ingressがいかに人々に親しまれているかが分かります。

また、去年の12月12日には、沖縄でIngress世界大会が開催されました。沖縄には離島が多く、ユニークな陣取りが展開されるということ、道が広く、Ingressには適していることなどから好評を博したそうです。

今なお、日本各地で大会が催されています。

次世代版避難訓練 LUDUSOS

昨年の8月、防災意識の高い女性によって作られた一般社会法人「防災ガール」は、渋谷区でイングレスを使用した避難訓練を開催しました。

制限時間以内に、陣営ごとに指定されたポータルに足を足を運び、ミッションクリアを目指します。今回は、指定されたポータルの中から、最も安全性の高い場所を訪れた陣営が勝利、というルールです。

「Ingress」というテクノロジーと、地域、そして防災を融合させた前代未聞の避難訓練は、これまでの避難訓練の「ださい」「面倒くさい」という概念をくつがえす斬新なものでした。開催後の防災意識調査では、63人中2人を除いて、防災に対する意識が「変わった」「とても変わった」と回答し、人々の意識に非常に大きな影響を与えたと言えるでしょう。

次回の開催は3月13日の11:00〜14:00、申し込みはPeatixから行うことができます。

リアルとバーチャルを繋げる、次世代ゲームが生み出す新世界

Ingressのキャッチコピー、それは「The world around you is not what it seems.(あなたの周りの世界は、見たままのものとは限らない)」。

このゲームはただの陣取りゲームではなく、足を運ぶことで、私たちに新たな世界や体験を創造してくれます。家の近所にも、今まで気づかなかったような歴史的建造物や、面白いモチーフがあることに気づくかもしれません。そして、その場所を取り合って、今現在もエンライテンドとレジスタンスは戦っています。

そんなIngressを基盤とした「Pokémon GO」は、私たちにどんな世界を見せてくれるのでしょうか。誰もが幼い頃夢に見た、ポケモンたちと旅に出て、共に戦い、成長する。そんなイメージに期待が膨らみます。

「Pokémon GO」の配信は2016年中を予定とされています。

「Pokémon GO」の公式ホームページはこちら。
「Ingress」の公式ホームページはこちら。