【永久保存版】任天堂岩田聡社長インタビュー記事を1980年代から総まとめ

ニンテンドーDS・Wiiなど斬新なゲーム機を創りあげてきた任天堂岩田聡社長。55歳というあまりにも若い逝去は、ゲーム界に深いショックを与えました。

今回は岩田社長がゲーム界での活躍や、与えた影響がわかるように、彼がこれまで受けたインタビューの記事を大まとめしました。彼のゲーム漬けの人生の一片に触れてみませんか?

1984年 1月14日 夕刊フジ 『ベンチャービジネスの若者たち』より

1984年、株式会社HAL研究所の新卒1年目社員としてインタビューを受けています。このころからベンチャービジネスという言葉を取り上げているのも驚きですが、「プログラマが使い捨ての風潮がある」という視点は、現在にも通じるところがあります。

1985年 『BEEP ゲームデザイナーアンケート』より

BEEP
出典:http://dragonquestage.blog.fc2.com/blog-entry-62.html

岩田元社長が25歳の時にアンケートを取られています。彼の回答を辿ると、任天堂の社長にはなるべくしてなったのではと思わされるのではないでしょうか。ゲームへの情熱が回答の節々から感じられます。

1988年 MSX Magazine『ハル研究所に聞く! 組織でソフトを作るアプリケーションソフト「HALNOTE」の奮戦』より

1988年にHALNOTEというマウスだけで操作可能なワード・ドロー・ペイント・表計算ができるソフトの開発に関して、岩田氏が述べている記事になります。

内容は納期とクオリティーのバランスをどう取るかということに関してです。仕事では納期とクオリティー両方を要求されるのは、当たり前といって良いでしょう。そこについての岩田氏(当時28歳)の考えがまとめられています。

1994年 『ゲームデザイナー入門』より

ゲームデザイナー入門

出典:http://dragonquestage.blog.fc2.com/blog-entry-86.html

1994年、株式会社HAL研究所の代表取締役社長の立場でのインタビュー記事です。小学生向けの記事のため、プログラマーの仕事を水道の蛇口にたとえて紹介しています。アイデアを実現させるプログラマが「できない」と初めにいってはいけない理由を述べています。

1999年『樹の上の秘密基地「初めはぜんぜん評価してもらえなかったんです」』より

評価
出典:http://www.1101.com/nintendo/nin4/nin4-1.htm

岩田元社長と、星のカービィで有名な桜井政博氏2人のインタビュー記事です。岩田元社長はHAL研究所の歴史について語っています。

スマッシュブラザーズは任天堂の人気キャラクターがバトルロイヤルするゲーム。反対意見も当然あるので、マリオやフォックス・リンクをどうやって任天堂から許しを得て使ったのか、その交渉過程について述べられています。

1999年 『樹の上の秘密基地 「タマゴを温める犬のように」』より

タマゴを温める犬
出典:http://www.1101.com/nintendo/nin4/nin4-6.htm

HAL研究所代表取締役社長として、ゲーム作りにおいて大切にしていることや、今後の展望を語っている記事です。

ゲームのアイデアがどう生まれて、どのように発売に至るのかというところを岩田元社長が自らの言葉で述べています。インターネットとゲームの関連についても触れているのがポイントです。

2000年 『樹の上の秘密基地 「MOTHER3」の開発が中止になったことについての糸井重里・岩田聡・宮本茂の座談会』より

MOTHER3
出典:http://www.1101.com/nintendo/nin13/index.htm

6年かけて製作していた「MOTHER3」の開発が中止されるという事態が起き、糸井重里氏が運営するメディア「ほぼ日イトイ新聞」にて事情説名の機会として設けられた緊急座談会の記事です。

岩田元社長はプロデューサーとしてこのゲーム製作に関わっていました。しかし、多忙ために現場に顔を出すことが次第に難しくなったという背景も含めて、ゲーム作りの大変さ・難しさが実感できる内容となっています。

2005年 ほぼ日イトイ新聞『社長に学べ!<おとなの勉強は、終わらない。>』より

社長に学べ
出典:http://www.1101.com/president/iwata-index.html

糸井重里氏が会社で指揮をとる人たちから学びを得るためのインタビューをする「社長に学べ!」に岩田元社長が取り上げられた全15回のインタビュー企画です。

社長が話す教訓は、体験に基づいたものなので説得力があり、必ず役に立つものばかりです。ビジネスに関わる人ならば一読はすべき内容です。

2007年 東洋経済オンライン『岩田 聡 任天堂社長』

2007
出典:http://toyokeizai.net/articles/-/261

ニンテンドーDSの販売が好調な理由を社長自ら分析して述べています。任天堂がゲーム業界に大きなインパクトを与えたのは、岩田元社長の手腕あってこそといって良いでしょう。

2007年 ほぼ日イトイ新聞『任天堂の岩田社長が遊びに来たので、みんなでご飯を食べながら話を聞いたのだ。』より

みんなでご飯
出典:http://www.1101.com/iwata/index.html

社長として、また天才プログラマーとして活躍していた岩田聡氏に11個のトピックでお話しを聞いている記事。ボリュームがありますが、そこに含まれているのは一流の経営者・プログラマーの視点です。

アイデアとは何か?など難しい話題をおもしろく、わかりやすく話しているので、是非とも1度は目を通しておきたいインタビューです。

2008年 ほぼ日イトイ新聞『適切な問題さえ生まれれば。』より

適切な問題
出典:http://www.1101.com/umeda_iwata/index.html

限りある人生の時間をどう使うのが一番幸せなんだろうかという問いを皮切りに、梅田望夫氏(『ウェブ進化論』などの著者)・岩田元社長・糸井重里氏の3名で対談をした際の記録をインタビュー形式にまとめたものになります。

インターネットがどう生活を変えてきたのかを、豪華な3名が議論する様子を見ることができるのはこの企画だけでしょう。

2008年 ほぼ日イトイ新聞『星空の下の仕事観。岩田社長と、はたらくことについて話す。』より

星空
出典:http://www.1101.com/job_study/iwata/index.html

「はたらきたい。」というインパクトのあるタイトルから始まる連載企画です。岩田元社長のシゴトに対する考え方などを、対話形式でまとめられています。

「なぜ働いているのか?」という問いについて社長の視点から語られる内容は非常に参考になります。

2009年 ほぼ日イトイ新聞『どうぶつの森 遊んだ人と作った人。』より

どうぶつの森
出典:http://www.1101.com/nintendo/nikonikori/index.html

岩田元社長と、どうぶつの森の開発者と、糸井重里氏という豪華メンバーでの座談会の様子を記事にしています。ゲーム業界などで活躍する人たちがどうぶつの森について熱く語る、ちょっとおちゃめなインタビュー岩田元社長が本当にゲーム好きなんだと認識させてくれる連載企画です。

2009年 東洋経済オンライン『岩田聡・任天堂社長–日本人が面白いと思うものは世界で見ても「面白い」!』より

日本人が面白いと思う
出典:http://toyokeizai.net/articles/-/10311

社長就任7年目を迎えた2009年に受けたインタビューの記事です。ニンテンドーDSiを海外で販売するタイミングだったこともあり、海外での成功の理由と、任天堂が起こしたゲーム革命についてコメントしています。

岩田元社長の一貫した考えである「ゲーム人口を拡大する」ということを終盤では力強く語っています。

2010年 ほぼ日イトイ新聞『自分の健康について考える道具。』より

自分の健康を考える道具
出典:http://www.1101.com/dsi_deardoctors/index.html

医師である本田美和子氏と糸井重里氏が製作したニンテンドーDSiソフト「Dear DoctorS ほぼ日の健康手帳」のダウンロード開始直前企画として、上記の2名と岩田元社長の3名の対談が行われました。

ここでは携帯型ゲーム機と健康がどう関わるのか、など興味深い話題について対談がなされています。

2011年 【Nintendo Direct】岩田聡社長がNewラブプラスを体験

Nintendo Directという社長自ら商品の紹介をするという動画企画です。開発者・製作者と対談形式で進行しています。

「社長がラブプラスをする」のは驚きです。これを見ても社長がゲーム好きで、ユーザーに色々楽しんでほしいと思っていることが伝わってきます。

2011年 東洋経済オンライン 『WiiUは一家に一台・家族全員が遊ぶデバイス、ソフト会社との連携も強化–岩田聡・任天堂社長』より

WiiU一家に一台
出典:http://toyokeizai.net/articles/-/7232

WiiUのプレスカンファレンスに対するインタビューの記事。印象的なのは終盤の「任天堂はずっと昔からソーシャル」という内容。

人と人をつなぐ仲介にゲームがあるんだという岩田元社長の考えが読み取れます。ボリュームのあるインタビューなので、WiiUができた背景などを詳しく知ることができます。

2012年 【Nintendo Direct】 任天堂WiiUプレミアムセット 開封の儀

岩田元社長自らWiiUの開け方を教えてくれるという紹介動画です。なかなか社長が前線に出て広報する企業も珍しいです。日本中・世界中のユーザーから逝去が悲しまれるのは、こうした親しみやすい人柄が関係しているのかもしれません。

2013年 【Nintendo Direct】ルイージマンション2

このルイージ帽をかぶった岩田元社長がファンの間で話題になりました。Nintendo Directは社長の「トゥイッター(ツイッターの発音がコレ)」「直接!(勢いがすごい)」など独特のしゃべり方で任天堂名物となりました。

もうこうした紹介VTRが見れなくなってしまうのかと思うと、寂しさも悲しみも感じてしまいます。

2013年 東洋経済オンライン 『任天堂・岩田聡社長ロングインタビュー(上)任天堂社長が説く、ヒットゲームの新法則』より

上
出典:http://toyokeizai.net/articles/-/16497

「消費者は一体何を求めているんだろう?」という岩田元社長の考えるユーザー視点がまとめられているインタビュー記事です。

ゲームは楽しまれなければ意味がありません。だからこそユーザーの共感をどれだけ得られるかは非常に重要なのです。

2013年 東洋経済オンライン 『任天堂・岩田聡社長ロングインタビュー(中)「WiiUはゲームをテレビから解放する」』より

中
出典:http://toyokeizai.net/articles/-/16499

WiiUが一体何を狙って発売されたのかを社長がインタビューで答えています。一言で言うと「ゲームをテレビから解放する」ということ。

Wiiによってゲームに革命をもたらした任天堂は、テレビがなければゲームをプレイできないという部分に課題を感じていました。そこでコントローラーに、流行りのスマホやタブレットのようなスクリーンを搭載するに至ったと述べています。

2013年 東洋経済オンライン 『任天堂・岩田聡社長ロングインタビュー(下)任天堂は、変えることをどんどん変える』より

後
出典:http://toyokeizai.net/articles/-/16500

変化の大きいゲーム業界で、スマホ・ソーシャルゲームは強敵になるのかどうかという質問への回答にはじまり、「とびだせどうぶつの森」の成功事例から、3DSの今後を語っています。

2013年 ほぼ日イトイ新聞『宮本茂はどういうふうに構造をつくっていくのか。』より

pikumin3
出典:http://www.1101.com/nintendo/pikmin3/index.html

世界的ゲームクリエイター宮本茂氏の作品「ピクミン3」を切り口に、ゲームの構造をどうやってつくっていくのかを対話形式でまとめた記事です。糸井氏のほかに岩田元社長も同席しています。

もちろん岩田元社長の発言の鋭さもさることながら、宮本氏とのいい関係性がインタビューの中に見え隠れしています。

2013年 ほぼ日イトイ新聞『MOTHER2ギークの逆襲 ふっかつさい 開催記念対談』より

MOTHER2reborn
出典:http://www.1101.com/nintendo/mother2_wiiu/index.html

スーパーファミコンのソフトであるMOTHER2がWiiUで配信されることを記念して、糸井重里氏と岩田元社長が対談をするというコンテンツ。糸井氏と岩田氏はMOTHER2の製作をきっかけにお付き合いするようになりました。

当時製作が頓挫していたMOTHER2を岩田氏が手伝う際に「手直しすると2年かかりますが、イチから作り直していいのであれば半年でやります」という内容の名言を残したことは有名。その経緯に触れることができます。

2014年ダイアモンドIT&ビジネス『岩田聡・任天堂社長インタビュー【前編】』

前編
出典:http://diamond.jp/articles/-/52232

「任天堂はただのビデオゲームの会社ではない」という話題から始まる興味深いインタビューの前半です。岩田元社長がどういった哲学で任天堂を引っ張ってきたのかが見えてくる記事となっています。

また、任天堂がどういった会社なのかを社長自らの言葉で説明しているところも一読の価値ありです。

2014年ダイアモンドIT&ビジネス『岩田聡・任天堂社長インタビュー【後編】』

後編
出典:http://diamond.jp/articles/-/52233

ゲーム業界の未来について語る岩田元社長のインタビュー記事。「コミュニケーション能力」の話題を入り口として、任天堂だから提供できる価値とは何なのかを、社長の視点から話しています。

2014年 『ドワンゴ・川上量生氏との特別対談企画 ゲーマーはもっと経営者を目指すべき!』より

ゲーマー経営者
出典:http://www.4gamer.net/games/999/G999905/20141226033/

ドワンゴ川上氏がゲストと対談するという特別企画の最終回で「ラスボス」として登場したのが岩田元社長。ゲームに関わる中で、岩田元社長が感じてきたことや見聞きしたことを中心に、目からウロコな対談となっています。

2014年 ハフィントンポスト『任天堂・岩田聡社長に聞く、WiiU不振「想定したどんな状況より悪い」』より

WiiU想定より悪い
出典:http://www.huffingtonpost.jp/2014/05/08/nintendo-wiiu_n_5287239.html

任天堂の2014年3月期の連結業績が3期連続赤字になった際に受けたインタビュー。新規事業・新興国向けゲームについての話題がメインです。

想定外の業績の悪さに対して対応に迫られる岩田元社長が考える打開策について知ることができます。

2015年 日経ビジネスオンライン 『任天堂・岩田聡社長激白、「時が来た」DeNAとの業務・資本提携の真相』より

DeNA業務資本提携
出典:http://www.nikkei.com/article/DGXMZO84631890Q5A320C1000000/

2015年に入り、ソーシャルゲームの分野で任天堂とDeNAが業務資本提携をした際のインタビュー。スマホゲームに参入するかどうかを判断する岩田元社長の考えがしっかりと読み取れるものになっています。

「いかにユーザーに楽しんでもらうか」を追求する岩田元社長の姿とDeNAが交渉で見せた情熱が感じられます。

2015年 東洋経済オンライン『「岩田さん、一番好きなゲームって何ですか」記者が振り返る任天堂・岩田社長の魅力』より

一番好きなゲーム
出典:http://toyokeizai.net/articles/-/77336

岩田元社長が亡くなられた後、担当記者が興味から「ゲーマー心」について質問したインタビューの内容がまとめられました。

追悼記事ですが、その内容や言葉の感じから優しい岩田さんの人柄が感じ取れます。一番好きなゲームは一体何だったのでしょうか?