【戦略コンサル視点で見る】チームワークを最大化させる「リーダーシップ五箇条」

チームマネジメント成功のための必須条件、それは部下に「考えさせる」リーダーになることです。成果を上げるチームリーダーの立ち振る舞いには一定のルールがあり、そのルールを全体に浸透させることが重要となります。

今回は部下へのミッションの与え方、業務設計、すり合わせのタイミングなどでリーダーが特に注意すべき項目を5つお届けします。ぜひ参考にしてみてくださいね!

1. 部下に仕事を頼むときは具体的にミッションを提示すべし

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部下にミッションを与えるときは、できるだけ具体的に「目的」「目標」「守備範囲」を説明するよう心がけましょう。この3点が腑に落ちるものであれば、「最善の手段は何か?」と自分で考える意欲が湧きます。

逆に具体的にミッションを与えられないリーダーの特徴は、ざっくりした指示で結果のみを求めます。そんなリーダーの下で働く部下は、常に圧迫感に苛まれてしまい、なかなか思うような成果をあげられなくなってしまうものです。

まずは部下が無駄な仕事を回避できるような仕組みを整え、迷わず仕事に取り組めるようにしましょう。

2. 「看守型リーダー」にならず「問題共有型」を心がけるべし

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具体的なタスクだけ与えてミッションを説明しない上司は、チームメンバーを作業者集団化させてしまう可能性があります。部下は目の前の業務しか見ないようになってしまい「言われたことだけやればいい」というぶら下がった状態に陥ってしまうのです。

タスクしか指示しないリーダーとチームメンバーの関係は、刑務所の看守と囚人のようなものです。

リーダーが明確なミッションを示せば、チームの問題を全員で共有することが可能になります。リスクヘッジにつながったり、新しい発想が生まれたりすることもあるのです。

3. 「考えること」は任せ、実行前に確認すべし

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指示を出した後の丸投げは避けましょう。部下にミッションの本質を考えさせたあと、着手の方法を事前に確かめることが大切です。仮説が頭に浮かんでいても、それを押し付けず、どうやってやるのかを先に部下に聞くよう心がけましょう。

もしも構想に不備があると感じたら、その場で助言をして、軌道修正をします。

4. 「濃→淡→濃」の法則ですり合わせるべし

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チームメンバーとのすり合わせは定期的に行いましょう。プロジェクトの進行に合わせ、「濃→淡→濃」の流れで行うのがコツです。特にプロジェクトの序盤では、濃密な打ち合わせを実践するようにしましょう。

序盤(濃)

人、タスク、期限を明確化し、ゴールのイメージを共有することで互いに協力する意識が自然と高まってくるでしょう。「あとで決めよう」は禁句です。

中盤(淡)

トラブルが発生しない限り、中盤は定期的に進捗を確認するだけにしましょう。ただしメンバーの相談には積極的に乗ることが大切です。

終盤(濃)

終盤の詰めはしっかりと行います。これまでの成果を検証してから、不足点や遅延のポイントを洗い出して、チーム全体で手分けして問題解決にあたりましょう。

5. これまでのやり方を疑うべし

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企業には一定の業務フローがありますが、時にはこれまでのやり方を見直すことも必要です。限られた人材を有効に活かせる方法を考え、効率アップにつながるアイデアを積極的に出すよう心がけましょう。※この見直しの際、具体案や実現した場合の数値目標も提示することも忘れずに行います。

この一連の「業務設計」は企業において、手順・担当者・業務内容に関するルールを決めるものです。もちろんリーダー以外のメンバーが上司に提案しても構いませんので、部下から良いアイデアが出た場合は前向きに検討するようにしましょう。

リーダーシップに戦略を!

今回は、チームワークを強化するためにリーダーが守るべき5つのルールをご紹介しました。リーダーシップは才能がある人だけの持つ能力ではありません。マネジメントのルールや、チームワークを最大化させるための戦略をしっかり立てて、部下からも上層部からも信頼されるリーダーを目指してくださいね。