【インタビュアー視点で考える】「取材力」を応用して30分以内に信頼関係を構築する4つの技術

インタビューとは?

あなたは誰かにインタビューをしたことはありますか?インタビューは大きく分類すると次の2種に分かれます。

1. 評価のためのインタビュー

「評価のためのインタビュー」は主に就職面接や、入学試験などの際に行われるものです。このインタビューの目的は、応募者の社会的適応力やスキル、知的能力を計測することにあります。

2. 情報収集のためのインタビュー

「情報収集のためのインタビュー」は主にジャーナリストが取材のために行ったり、研究者がインストラクショナルデザイン(※教育の場などにおいて、学習者の自由度を保ったままで高い学習効果が生じることを意図して、具体的な計画を立てること)のために行ったりします。

この2つのインタビューはインタビュアーのみならず、仕事や日常生活で使っているという方もいらっしゃるかもしれませんね。今回はそんなインタビューに欠かせない「取材力」を応用した信頼関係の構築術をご紹介していきます。

「取材力」を応用して30分以内に信頼関係を構築するための4つの技術

1. 会う前の下調べに人事を尽くす

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インタビューでは「下調べが9割」と言われているほど、事前準備が重要とされています。例えば、よく取材を受ける著名人や文化人にインタビューをする場合、すでにネットに書いてあるようなことを質問してしまうことは失礼にあたることがあります。

就職面接を受けたことがある方はイメージしやすいかもしれませんが、一次面接、二次面接と何度も同じような質問をされることがありますよね。話し手からしてみれば、同じような質問を何度もされたら話すのも面倒になってきますし、「自分のことに本当は興味がないんだな」と思ってしまいませんか?

このような話し手への心理的負担をなくすにするため、インタビュアーは話し手の開示されている情報を入念に下調べして取材に臨むのです。

2. あえて知らないフリをする

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インタビュアーは相手の話したいことを自然に引き出し、会話のテンションを上げるために「あえて知らないフリをする」ことがあります。

例えば、週末旅行に出かけていた人と会う場合「相手はその旅行の思い出を語りたがっている」と仮定できます。この旅行先の情報は相手のSNSなどから下調べしておきます。

ただし初対面の相手に突然「先週の◯◯旅行どうでした?」と切り出すと怪しまれてしまうことがあるので、あえて知らないフリをして「この冬どこか旅行しましたか?」と質問すると自然に会話を広げることができますよ。

3. 場所を味方につける

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初対面の相手とコミュニケーションを図るうえで、出会いの「場」に注意を払うことは必要不可欠と言っても過言ではありません。インタビューを行う際、そこが事務所なのか、カフェなのか、はたまた居酒屋なのかで相手から引き出せる情報の結果は異なるものとなるからです。

場所を選ぶ際は、相手が精神的にリラックスできそうな所を予測して選択します。また席の位置や、テーブルかソファーかまで選択できるときは相手との関係性に合わせてベストなポジションを選ぶようにしましょう。

※「初対面の人と打ち解けやすくなる席の位置」などに関しては以前こちらの記事でも紹介しました。

『味方の多い人が「左側」を死守しようとする4つの理由』

4. 服装で印象をコントロールする

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相手の話や情報を引き出したい場合、派手な色使いの服装やアクセサリーはコミュニケーションの妨げになることがあります。特に初対面の際には、できるだけ黒や紺といった落ち着いた配色のコーディネートをすることで、相手からの信頼を得やすくなります。もちろん清潔感も欠かせません。

初対面が短時間でも「もう一度会いたい」と思われる人に

インタビュアーはわずか30分の間にインタビュイーとの信頼関係を構築します。相手よりも相手のことを知っている状態になるまで入念な下調べをして、その上で会話の流れを想像した質問を考えるのです。

気持ち良く話しができた相手とは「また会って話したいな」と思うもの。ぜひ今回紹介したポイントを押さえ、初対面の相手と上手にコミュニケーションをとってみてくださいね。

初対面との相手とのコミュニケーションについてはこちらの記事でも紹介していますので、合わせてご覧ください。

『初対面で「次も会いたい!」と思わせる雑談力を磨くたった4つのポイント』