【理不尽な質問してませんか?】就活生に面接官に対する本音を聞いてみた

新卒採用活動が本格化してきましたね。経団連に加盟している企業は、8月からの面接ですが、外資系・ベンチャーなどで、すでに採用面接は行われています。

すでに面接を幾つか経験してきた、2016年卒の難関国立・私立大学に通う「ちょっと尖った」就活生たち面接質問やりとりを聞いてみたところ、企業の印象が面接によって変化することが分かりました。

今回はそうした面接質問に対する学生のナマの声から、学生の自社への志望度を上げさせる方法を見ていきます。

A君の受けた「まる投げ型の圧迫面接」

ピクトグラム1

某IT企業の30分間の面接にて

面接官
じゃあ、今から30分で、自分についてプレゼンして
A君
え、あ、はい。私は・・・
面接官
(つまらなさそうに相槌すら打たない…)
A君
(なんだか嫌な気持ちだ。こんな圧迫面接必要ある?)

A君の評価

不必要な圧迫面接だと思いました…相手はマネージャー層と言っていましたが、こうした人と仕事するのはちょっと遠慮したいかな、と感じました。

B君が感心した「掘り下げ質問」

ピクトグラム7

某人材系企業の面接にて

面接官
Bさんは、誰のために働きたいですか?
B君
はい。家族のために働きたいです。
面接官
なぜ、家族のために働きたいのですか?
B君
家族に愛されて育ったので、恩返しがしたいので…
面接官
では、家族のどういった言動に愛を感じましたか?

B君の評価

正直、どんどん深く掘られていくので、回答するのが苦しかったです。しかし、人気企業で、志望者も多いのに、これほど自分のことを深く知ろうと時間をとってくれるところが好印象でした。人に興味のある人が多いのだろうなと企業のイメージを確認することができました。

Cくんが思わず笑った「ぶっちゃけ面談」

ピクトグラム

役員面接ですごく強面の役員が登場し、面接をした1コマ

役員
最後になにか質問はありますか?
C君
仕事のやりがいは何ですか?
役員
お金かな。お金のために働いてるかな。正直、君もそうだろ??
C君
はい!
役員
C君、実は志望動機も適当だろ?
C君
はい!
役員
素直だな(笑)
C君
はい!(笑)

※この後、C君は役員選考を通過しました

C君の評価

男同士素直に話せたから、強面だけど、こんな人が上司なら成長できそうだな、って思いました。素直に何も隠さずに働けるフラットでオープンな環境を面接で知ることができたのはよかったです。

Dさんが嫌だなーと思う「確認!確認!!確認!!!」

ピクトグラム2

選考フローが進むたびに毎度

採用担当
弊社の志望度はいまどういった状態ですか?
Dさん
御社は第一志望群に入っております。ただ、まだ完全に絞りきれていないのが現状でして、もう少し他社の選考も受けさせていただきたいです…

別日に2回目、3回目と続けて、

採用担当
他社の選考はどういった状況ですか?その中で弊社はどれくらいの志望度ですか?
Dさん
(えっ…またですか)

としつこく志望度を聞かれ、その企業自体に、いい思いを持たなくなってしまいました。

Dさんの評価

学生は色々な会社を受けていて当然!という前提で面接してくれる企業がやはり好きですね。

そのほうが企業としての余裕を感じます。本当に学生が悩んだ上で決めた選択肢に真の価値があると理解している企業だと思います。

E君が代表に食ってかかった「バトル面接」

4

企業の代表取締役との面接にて

社長
辛かったこと教えて
E君
特にありません…
社長
じゃあ頑張ったことは?
E君
え、サークルの話とか留学の話とか聞いて面白いですか?そんなのつまらないと思います。
社長
じゃあ海外インターンについて聞かせて?
E君
業務内容は〜。日本人会が現地にあって〜。
社長
頑張った内容だけじゃなくて、ファクトが知りたいの!
E君
ないですよ!5sとか改善活動が直ぐに数字として表れると思いますか?(苦笑)
社長
(沈黙…)
E君
(沈黙…)
社長
明日から出社して

E君の評価

自分は生意気な学生だとは思います。でも口論になった中でも、自分の考えをしっかり聞いてくれて、嬉しく思いました。会社に入ってもしっかり議論できる環境がありそうだと思いました。

F君も激萎え「社員への期待が裏切られた瞬間」

ピクトグラム3
面接官
弊社の◯◯という課題を解決するにはどうすれば良いと思いますか?
F君
はい。御社の課題である◯◯は〜です。
面接官
はい。ありがとうございます。これで面接は終了となりますが、最後に何か質問があれば受け付けます。
F君
△△さんは、課題である◯◯を解決する方法をどうお考えですか?
面接官
えぇ・・・そうですね・・・vdfhsね;んsdcpdmcいあえdsんvfsdc!!!
F君
!?

自社の課題解決について学生に聞いておきながら、逆質問で同じ事聞いたらマトモな返答がありませんでした。

ある会社ではグループディスカッションの後に逆質問の時間があり、

F君
御社は今回のグループディスカッションの議題のような課題があるかと思いますが、現在その課題の解決の糸口などはありますか?
面接官
グ、グループディスカッションに関する質問には答えられませんっ…!!!
F君
(ポカン)

と逃げられてしまいました…

F君の評価

自分の会社の課題に一人一人の社員が向き合っている企業は今後伸びそうな気がします。もし、質問にしっかりと答えていただければ、その企業で働きたい、と思えたのですが、残念です。

G君の痛いところを突かれた「逆質問」

ピクトグラム6

某テレビ局の面接でG君は、逆質問によって首を絞められてしまいました。

面接官
面白いバラエティーの企画3つ考えて教えて下さい
G君
そうですね・・・
G君
そっか。いきなりだと答えられないですかね・・・

G君はバラエティー番組の企画を3つ出すことができませんでした。面接は進み、終わり際に逆質問の時間がありました。

面接官
それでは、これで面接は終了です。最後に何か質問があれば時間が許す限りお答えします。
G君
バラエティー部門で活躍できる人材ってどんな人ですか?
面接官
そうだね。いきなり面白いバラエティーの企画3つくらい教えてって聞かれて、5つくらい答えてくる人かな。
G君
(ウッ・・・)

G君の評価

自分で自分の首を絞めてしまいました(笑)ただ、入ってからも期待値以上のことを求められて、それに答えられる人材が欲しいという想いが伝わってきて、すごく理解できました。

こうした企業なら成長の必要性が高く、自分のスキルをどんどんストレッチできると確信しました。面接時はとても悔しかったですね。

番外編:H君の体験 ホスピタリティでわかる「いい企業感」

就活最高

インターンシップに参加していたということもあるかも知れませんが、面接前に、不安点聞いてくれる社員の方がいました

また、内々定をいただいた後、採用責任のない社員と会う機会をつくって、内定を受諾するかどうかの判断材料を提供してくれました。

また面接のフィードバックを、結果と一緒にしてくれる企業には好感が持てました。選考結果に関しては社外秘なので、教えてはいただけないでしょうが、自分のどこが評価されたのかがわかるので、すごく面接を通じて自己成長ができました。

H君の評価

他の企業にはそうしたサポートがない会社もあり、どうしても就活生の中ではそうしたホスピタリティも比較するポイントになると思います。

「誰と働きたいか」は、重要な就活の軸です。なかなか企業の方に会う機会はないので、面接は、社員の方と話せる貴重な機会になるんです。

まとめ

面接
今回は現在就職活動をしている大学生のナマの声をお届けしました。彼らの話の中で共通しているのは、面接官を、その企業にどういった社員がいるかの判断材料にしているということ。

もちろん圧迫面接でストレス耐性を見るというのもありますが、人としての魅力であったり、そうしたところを学生に伝えると、内定辞退も減るかも知れません

面接官は選考する立場であると同時に、選考される立場です。「学生だから…」ではなく、一人の大人として対等に面接することが大切になります。