「矢作はいつも隣に置いときたい」おぎやはぎ・矢作兼から学ぶ!男が男を落とすビジネスコミュニケーション術

おぎやはぎのツッコミ担当・矢作兼さんは、お笑い界で最も愛されている男と言っても過言ではありません。

持ち前の温厚なキャラクターでバラエティ番組でも幅広く活躍し、破天荒キャラでおなじみのとんねるず・石橋貴明や、アンジャッシュ・渡部建など様々な同業者から支持を得ています。

コミュニケーション能力だったら右に出るものはいない彼のことを、長年交友のあるマッコイ斎藤氏は「男に凄くモテる男、そういう男なんです」と言います。

そう、上司からも後輩からも慕われる彼のコミュニケーション術こそが、今我々に必要な技術。苦手な上司、生意気な後輩と共に送られる社会人生活を、より安寧なものにするために。今回は、男が男を落とすビジネスコミュニケーション術を矢作さんから学んでいきたいと思います。

脱力系漫才コンビ「おぎやはぎ」

おぎやはぎは、プロダクション人力舎所属の小木博明と矢作兼によるお笑いコンビ。1995年に結成され、今年で結成10年という節目を迎えます。漫才は、ツッコミというよりもなだめ、訂正、説得といったようなゆるやかなもので展開され、お互いを褒めあい高め合うことの多い脱力系のもの。M-1グランプリでも上位に食い込むほどの実力の持ち主です。

芸能界に入る前は二人ともサラリーマンとして働いており、デビューしたのが遅いので年下の先輩芸人が多いおぎやはぎですが、おぎやはぎとTIMは芸歴の差に関わらず、芸人の間でタメ口をきいていいと許されているそうです。

また、お笑いコンビ1仲の良いコンビということでも知られており、学生時代には「あいつらできているのでは?」と噂が立つほどだったとか。矢作さんは、相方の小木さんと遊びすぎて彼女に振られたこともあるそうです。……これでは、ただならぬ香りがしても仕方ありませんね。

まずはそんな矢作さんの愛されボーイ伝説に迫ります。

矢作、愛され伝説

「俺の持つ芸能界の全ての力を使ってでも矢作だけは守り抜きますからね」by加藤浩次

極楽とんぼの加藤浩次さんとは、プライベートでは「浩次くん」「兼」と呼び合うほど仲良しだとか。

中目黒の「VIV」というバーで加藤さんがアルバイトをしていた頃に通い出して以降仲良くなり、「矢作とは親友です」と語るほどの仲です。

「どうしても矢作とオーストラリアに行きたい」と、50万円分の旅費を全て奢ってまで一緒にオーストラリアに行くという溺愛エピソードもあります。先輩後輩という枠を飛び越えた、特別な関係がそこにはありそうですね。

「矢作はいつも隣に置いときたい」by有田哲平

高い時計や洋服などを買い与え、どうにかして隣に置こうと躍起になっているというのはくりぃむしちゅーの有田哲平さん。先輩権限を使って、膝枕をさせたこともあるとか……。

また、ラスベガスに一緒に旅行に行った際には「お揃いのタトゥーを入れよう」と誘ってきたそう。その誘いはさすがに断ったそうですが、ここまで同性を魅了する矢作兼、恐るべし。

「俺、若手の中でおぎやはぎが一番好き」by笑福亭鶴瓶

超大御所である笑福亭鶴瓶さんや、タモリさんからも絶大な支持を得ています。

若手時代から、バラエティ番組では騒ぐところで騒がず、笑うところで笑わず、といった独特の手法で目立つ手段を取り入れ、他の芸人とは一味違った立場を維持していたおぎやはぎ。

売れてから共演した「A-Studio」にて、鶴瓶さんは「俺(鶴瓶)は売れない頃から絶対売れるし才能を見込んでいて、今ようやく売れて凄くうれしいな」とも語っていました。独特のスタイルや「間」に、多くの大御所が認める才覚があるのです。

「誰しも矢作さんに好かれたくなる、そう思わせる才能がある」byバナナマン・設楽

「矢作さんになら今すぐ抱かれてもいい」そう語るのはバナナマンの設楽さん。

病気療養のためにバナナマンの日村さんがTBSのラジオ「バナナムーンGOLD」を欠席した際、一人で番組を進行する設楽さんを心配して、矢作さんが番組中に電話を掛けてきたことがあったそうです。

そんな優しさに普段から触れていたら、惚れるのも時間の問題なのかもしれません。罪な男です。

「俺仕事辞めてきた。明日から矢作と毎日ゴルフができるよ」byおぎやはぎ・小木

サラリーマン時代、矢作さんが上海の支店長に任命され、海外でホームシックになっていた彼を心配して、相方の小木さんが言った言葉です。

矢作さんが電話でそのことを打ち明けた次の日のことでした。仕事まで捨て、矢作さんの側にいるという意思の強さが感じられますね。いや、いくらなんでも仲良すぎだろ……。

以上が、「男にモテる男」矢作兼さんが産み出した伝説のごく一部です。

矢作に学ぶ、人から愛されるための秘訣

サラリーマン

1. 決して怒らない温厚さ「俺のメガネ超美味しそうになっちゃったじゃん」

ある日、アンジャッシュの渡部さんと合コンに参加した矢作さん。酔っ払った女の子に帽子を取られた上、薄毛をバカにされ頭をぶん殴られるという事件(?)が発生します。矢作さんは怒らず、むしろ笑いながら満面の笑みで受け答えをしていたそうです。

その上、サラダにメガネを落とされドレッシングまみれにされても「俺のメガネ超美味しそうになっちゃったじゃん」と笑って一言。その懐の深さ、海のようです。

矢作さんは芸人としての才能だけでなく、その温厚な性格で多くの芸人から慕われており、人力舎の芸人で「尊敬する芸人」「好きな芸人」「一緒にいると楽しい芸人」などの項目でアンケートを取ったところ、全ての項目でダントツ1位を取るほど。

あまりにも怒らない、その優しさは何か怒らない技術を持っているとも思わせます。

上司に嫌なことを言われた時、イライラして愚痴をぶちまけたり、誰かに当たってしまったりしていないでしょうか。怒りをスルーできる力も、円滑なコミュニケーションを行うにあたって重要な技術です。

2. 相手が何を欲しがっているか見抜く力「僕から英語をとったら何も残りません」

これは有名な話で、海外事業部の人員を急に1人採用するということで、面接を受けに行ったそうです。

「ハワイ勤務」という誰もが憧れる仕事ということもあり、倍率は十何倍というとても高いものでした。そこで矢作さんは、はったりを使ってその場を切り抜けます。「僕から英語をとったら何も残りません」と。

もちろん、できないことは後々バレるのですが、バレても許されるのが矢作さんのすごいところ。

「相手が何を欲しがっているか瞬時に見抜く力」これは、ビジネススキルとしてもぜひとも身に付けたいところです。

3. 誰にでも平等に接する優しさ「そんなねぇ、謝んないでくださいよ」

とある方はテレビ局でADとして働いており、ある日担当している番組におぎやはぎが出演したそうです。

すでに衣装に着替え準備万端の矢作さんの服に、別のスタッフがお茶をこぼしてしまうというハプニングが発生しました。周りのスタッフに怒られ、謝るスタッフに、「そんなねぇ、謝んないでくださいよ。俺らすごい身分じゃないし」と言ったそうです。

おぎやはぎの優しさは芸能人の間でも注目されており、だからこそ皆に愛されるでしょう。一人の人を贔屓したり、むやみやたらに嫌ったりせず、平等に接する。基本的なことですが、なかなか出来ることではありません。より良い人間関係を築くために、明日からできる第一歩かもしれませんね。

矢作に倣って「人たらしの天才」になれ!

コミュニケーション

こうして見ると彼がやっていることは、より良い人間関係を築くにあたって本当に基本的なことばかりです。

通称「人たらしの天才」とも呼ばれている矢作さんですから、あなたも明日から「人たらし」になって、苦手な上司や生意気な後輩とも上手く付き合っていきましょう! 案外、意外な一面が見えてくるかもしれませんよ。