【MBA入門】適切な事実で仮説が変身!「仮説」と「思いつき」を判別してみよう

ビジネスでは、仮説を立てて、素早くアクションを起こすことが必要です。ですが、仮説を立てる前提として「事実(ファクト)」がなければ、思いも寄らぬ方向へ進んでしまうことも…。

「仮説」と「思いつき」の違いってなんだろう?

以前、『3分でわかる!初期仮説の構築とアイデア発想法』でご紹介した通り、仮説とは、「ある事実(ファクト)を基礎として引き出された推論」です。

しかし、これではまだ分かりにくいですよね。今回は簡単な例題をあげて「仮説」と「思いつき」の違いについて解説していきます。

 

例題

あなたは今、ミーティングの待ち合わせをしています。約束の時間16時。場所はカフェで、相手が来るのを待っています。しかし、30分過ぎても相手は現れません。あなたは2つの可能性を考えました。

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A:相手はミーティングの約束を忘れている。

B:相手はカフェの場所がわからなくて迷っている。

さて、正しい仮説はどちらでしょう?

 

解答

実は、上の二つはどちらも「思いつき」です。根拠のないシナリオを想像しているに過ぎません。しかし、A、Bどちらも「適切な事実」を用意することによって「仮説」へと変身させることができます!

Aの場合は、相手が約束を2回に1度の割合で忘れる人だということを知っていれば仮説になり得ます。これは過去の経験という事実を基に「今回も忘れているのだろうな」と推論できるからです。

Bの場合も同じく、相手が方向音痴であるという事実があれば、仮説となります。

仮説思考力を鍛えよう!

「仮説思考」は、判断やアクションを起こす前に「仮の答えを持つ」という思考法のことです。初期仮説を立てる→検証する→誤りを発見→修正する→検証…を繰り返します。「思いつき」ではなく、仮説に基づいてアクションした方が問題解決の速度は格段に上がります。

 

▼日常のなかで仮説思考力を鍛える5つの方法

①「なぜ?」を繰り返す。

※なぜ?を5回繰り返すとその事象に関する因果関係や真理を突き止めることができるという説もあります。

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②「だから、なに?」を常に考える。

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③ニュースなどの身近な出来事から将来を予測してみる。

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④信じていない仮説の正しさを証明してみる。

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⑤上司の意思決定をシミュレートしてみる。

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まとめ

このように、仮説は私たちが日常的によく活用している思考法なのです。「ある事実(ファクト)を基に引き出された推論=仮説」と単なる「思いつき」とを判別できるようになるだけで、あなたの論理的思考力はレベルアップします!