【五島夕夏 連載】軽井沢で日帰りベーカリーめぐり!パンから学ぶデザイン学(前編)

はじめまして!イラストレーターの五島夕夏と申します。東京生まれ東京育ちの23歳で、趣味は旅行と美味しいものを食べること。好きなものは絵本と猫と炭水化物です!

この連載は、1日あれば気軽にお出かけできるオススメスポットを巡りながら、ちょっとためになる「へえ〜!」な情報をお届けします。

karuizawa

こんにちは。連載第1回目の今回は、長野県の軽井沢にやってきました。今日は日帰りでベーカリーを巡り、パンを食べて食べて食べまくります!

ひたすら机に向かって作業をし、肩も心も凝りまくりな近頃……。たくさん食べて、笑って、仕事を忘れてめいっぱいリフレッシュしてやる〜!

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まあまあ、なんと良い天気なのでしょう!

軽井沢駅を降りてまず目に飛びこんでくるのは、美しい景色。真っ白な雪をまとった山々を太陽が照らし、キラキラと輝いています。

そんな自然溢れる軽井沢ですが、実は都内からのアクセスが非常に良いんです。なんと、新幹線を使えば東京から約1時間20分で到着!便利な世の中ですね〜。

包み込まれて、こぼれない

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さて、まずやってきたのは軽井沢銀座商店街。軽井沢で食べ歩きを楽しむなら必ず訪れたい、定番の観光地です。

ふつう商店街といえば、ごちゃっとお店が密集しているイメージですよね。しかしここ軽井沢銀座商店街は、とにかく道幅がとっても広いんです。さらに軽井沢は美観を保つという理由で、2階以上の高い建物がほとんどありません。

そう、私が個人的にこの商店街をオススメしたいポイントは、そこ!もちろん美味しいご飯やお土産も魅力的なのですが、このゆったりとした開放感こそ、なかなか東京で味わうことができないと思うのです。

散歩をしながらふと立ち止まって深呼吸をしても、人にぶつかる心配がありません。少し上に目をやれば、突き抜けるような青い空と澄んだ空気。電車の時間も気にしない。会社の上司にばったり出くわすことも、ここならそうそうない。

ああ、なんて気持ちが良いのだろう……。こんな素晴らしい条件下で食べるパン、美味しいに決まってる。ということで、1つ目にいただくのは揚げたてのカレーパン!

ほっかほかでズッシリ重くて、ヨダレがとまりません。いただきま〜す!

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う、うまい。おいしすぎる!カリカリのパンの中に、スパイスの効いたカレーとお肉がたっぷり詰まっている。そりゃ私も梅干しみたいな顔になりますよ。

皆さんご存知かと思いますが、カレーパンの発祥地は我らが日本です。1927年、当時洋食で人気だったカレーを取り入れたパンを日本人が開発したのが、カレーパンの元祖と言われているそう。

改めて考えると、カレーパンってすごい食べ物だと思うんですよ。だって、カレーですよ?本来はご飯にかけて、お皿に盛って、スプーンを使って食べるものじゃないですか。

そのカレーを片手で持って歩きながら食べられるなんて、ものすごい発見だよこれは!

よく液状の食べ物をパンに詰めて揚げようと思ったなあ、と感心してしまいます。カレーがパンに染みすぎないように、きちんと計算して作られているもんなあ。他にも焼きそばパンや明太子のパンなど、本来はお皿に出すような食べ物を掛け合わせた総菜パンが、日本には多く浸透していますよね。

もちろんパンはおいしい。けれどそういった総菜パンの主役はあくまで総菜であって、パン自体は食器のような役割も果てしていると言えます。

うんうん、カレーパンを思いついた日本人はやっぱりすごい。カレーをきちんと受け止める器でありつつ、食べても美味しい!なんて、パンの他には無いのですから。

頭の中を日本人への敬意で満たしているうちに、食べ終わってしまいました。辛いものを食べた後は甘いものが食べたくなるなあ。

冬にも実る、甘い果実

立て続けになりますが、早速2つ目のパンをいただいちゃいましょう!お腹はまだまだ空いています。

ブルーベリーパイ

じゃじゃん!コチラは、信州産のブルーベリーを使用したブルーベリーパイ。絵で描いたように鮮やかで、目で見ても楽しめるデザートパンなのです。

お味のほうはいかがでしょう?いただいてみます。

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……んんっ!見た目以上にトロトロだああ!ヨーグルトの風味と甘いカスタードクリームにブルーベリーの酸味が重なって、絶妙な後味です。パイもサクサクで、こりゃ女性は絶対好きだわ〜。

ブルーベリーなどを使用したフルーツパイは、たくさんの国でアレンジされて広まっていますが、元々は北欧で多く食べられていたそう。冬が長く厳しい北欧では、夏に収穫したベリーを冷凍保存し、冬のビタミン補給として食する習慣があるんですって。ジャムなど様々な調理法がある中でブルーベリーパイが生まれた、という説が有力です。

ここからは私の個人的な目線ですが、どうりで美しいパイができるわけだ!と妙に納得してしまいました。

寒くて長い冬。雪が積もって真っ白な景色。木枯らしが吹く町。そんな中でパッと色鮮やかな果実のパイが食卓に並んだら、どれだけ暖かい気持ちで満たされるだろう。夏の暑さを、緑の濃さを、食べながら思い出していたのかもしれません。

あくまでも私の妄想、ですけどね!寒い季節にこのパイを食べることができて、良かったなあ。

軽井沢1 軽井沢2

お次は少し移動して、教会があるという山の上まで歩きます。耳に入ってくるのは木の葉がこすれる音と、川のせせらぎと、鳥の声だけ。東京から1時間ちょっとの場所に、こんなにも安らぐ世界が広がっているなんて。

今まで、軽井沢というと高級別荘地のイメージが強く、お金がないと行けない!と勝手に思い込んでいました。ですが移動で歩いているだけで、ものすごく気持ちがいいのです。ちょこっと食べ歩いて、たまに座って空を見上げて。

日々の仕事で疲れが溜まっている方は、重い腰を上げてでもぜひ訪れてほしい場所だなあ。

石の教会

不思議な形の教会に到着。残念ながら教会内の撮影はできないのでお見せできませんが、神聖で幻想的な雰囲気が漂っていました。

これね、恋人がいる男性の方、はたまた気になる女性がいるそこのあなた、女性を連れて行ったらイチコロですよ!普段はサバサバしているように見える女性も、結局はロマンチックなものに弱いと思うんですよ。

だって山の中のチャペルですよ?ああもう結婚しちゃおうかな。ってなりますよ。

軽井沢のプロポーズスポットは教会に決まりですね。(参考にして失敗したらごめんなさい)

※後編はこちら