【ハリーポッター】ダンブルドアに学ぶ「信頼を勝ち取るための5つの魔法」

プライベート・ビジネスシーンで他人と関わるという事は非常に大切で、当然ながら避ける事はできません。特に営業職であったり、接客業をしている方であれば、他人との関わり方というのは最重要なポイントであると言えます。

今回は有名作品『ハリーポッター』の登場人物、アルバス・ダンブルドア校長にフォーカスして「人の信頼を勝ち取る」ためのヒントを紹介します。

周囲の信頼を得ているダンブルドア

ホグワーツ

ダンブルドアはホグワーツ魔法魔術学校の校長であり、20世紀で最も偉大な魔法使いです。彼は魔法界でも多くの人々から信頼を勝ち得ています。

『ハリーポッター』の作者J.K.ローリング氏はダンブルドアを、「マキャベリ的な策謀家」、すなわち利己的な考えの持ち主であると発言していますが、利己的でありながら、多くの人々から信頼を得ているということは、人付き合いのテクニックに非常に優れていると考えられます。

他人との信頼関係を構築しながら、自分の利益になるように物事を運ぶダンブルドア校長の姿は、クライアントとの関係を構築しながら、数字(結果)を残す必要のある営業マンの目指すべき姿なのかもしれません。

ダンブルドアに見る人付き合いのヒント

1. 問題を解決できるハイレベルな能力を持っていること

科学

特にビジネスシーンにおいて、人から信頼される条件として、仕事ができるということは外せません。ダンブルドアは魔法のスキルでトップレベルであるため、周囲は「ダンブルドアならきっとなんとかしてくれるに違いない」と頼りにしています。何でもできるとなると難しいですが、ある分野に関してなら頼られるような高レベルのスキルを身につけておくと良いでしょう。

2. 小話のうまさ

話し合い

ダンブルドアは小話のタイミングや内容がとても優れています。不安がっている人には、安心を与えるようにひょうきんで可笑しな話題で話しかけ、落ち込んでいる人には、自信をつけさせるような励ましをします。

このようにTPOで話の内容を変えることはとても重要です。たとえば、ビジネスの場や異性との会話では、下ネタに走ることは受けが良くないですが、同性の飲み会などであれば、おもしろいと評価されることもあります。

話題が豊富な人は、おもしろいと思われることが多いです。相手に合わせて話題を変え、「相手の土俵で会話をする」ことで一人一人と深い信頼を築くことを可能としているのです。

3. 情けは将来への投資。投資した情けは、しっかり回収する。

慰め

ダンブルドアは、退学にされた学生に、仕事を与えて学校に残ることを許可したり、人生に悩んだ教員を元気付けたり、過ちを悔い改めた者を仲間に引き入れたりと、他人にとって重要なタイミングで救いの手を差し伸べます

彼のおかげで救われた人たちは彼に感謝の意を示し、彼の役に立とうとします。「情けは人のためならず」とはよく言いますが、他人を助けるには、精神的な余裕と、力量が必要です。

また最終的には助けた人たちが彼に力を貸すというwin-winの関係に持ち込んでいます。信頼関係は一方通行の人間関係では生まれないのです。

4. 権力や名声を求めすぎることの危険を知っている

悪口

ダンブルドアは、校長という権力のある座についてもおごり高くならず、親身に学生に接しています。しかし過去には権力や名声を求め、妹を失ってしまったという経験をしています。過去の体験が、校長という立場でも驕らずに振舞っていられる理由です。

どうしても「自分の名声を上げたい」「昇進したい」という思いが強くなりすぎると視野が狭くなり、気づかぬうちに信用を失うこともあります。

彼はそれが危険であるとわかっているからこそ、他人の上に立つ立場であっても、上から目線で、むやみに周囲を威圧したりしないのです。

5. 人との距離を詰め方がうまい

ダンブルドアは5種類の言動で他人との距離感をうまく詰めていきます。こうした言動で「注目」「尊敬」「感謝」を表し、信頼を深めようとします。

①見せる

目線
作中でダンブルドアは、ハリーに自分の記憶や、親の姿を見せるなどして、自分とハリーの関係を深くしていました。相手が興味のあるものを見せるということはお互いの距離を詰めるきっかけを作ります。

他にも映画や、芝居、スポーツの試合などもあります。相手の趣味をしっかり把握して、一緒に盛り上がれば親密感を感じることができます。

②聞かせる

イヤホン

ダンブルドアはハリーの個別教師となり、自身の過去や考えについて話す場を設けていました。また、全校集会では毎回言い回しにこだわった名言を残していきます。

自分のことをさらけ出すことで、相手は警戒心を徐々に解いていきます。ゆっくり自分の話を聞かせるために、ダンブルドアとハリーのように2人でゆったりと話すほうが良さそうです。

③食べさせる

食べる

お菓子好きで有名なダンブルドアは、何かことあるごとにお菓子を薦めています(百味ビーンズなど)。一緒にものを食べている時、人は無意識に親近感を覚えることがあります。

デートや商談などで美味しいレストランやカフェが使われるのも、こうした効果があり、打ち解けあいやすいからなのかもしれません。

ただし、口に合わないものを勧めるのは良くありません(百味ビーンズ耳くそ味などもってのほか!)。相手のニーズに応える意識を持ちましょう。

④知らせる

スマホ

作中で、ダンブルドアはハリーに有益な情報を提供する役割を担っています。貴重な情報の提供者は付き合っていて損になることはありません。ハリーも情報をダンブルドアに提供し、win-winの関係を構築していました。

ビジネスの世界でも、クライアントと打ち解け合うと他社のコンペ状況などを聞き出すことができることがあります。相手が欲しいと思っている情報を、知らせることができれば、2人の距離はぐっと近づくでしょう。

⑤受け取らせる

プレゼント

ダンブルドアはよくプレゼントを送ります。たとえば、ハリーに透明マントをプレゼントとして送っていました。

モノを送るということは、「私はあなたに注目している」ということを相手に伝える手段です。さらに相手との距離を詰めるには、宅急便などではなく、相手に手渡しする方がよいです。というのも、モノだけでなく自分が苦労したという情報まで、相手に届けられると、より相手の心に響くのです。

まとめ

日頃から密にコミュニケーションをとり、距離を縮めていくことが信頼関係を築く基本。ダンブルドアのように日頃のコミュニケーションを工夫することで、信頼は築きやすくなります。信頼があれば、『ハリーポッターと炎のゴブレット』以降、無茶なお願い事が増えるダンブルドアを、支えてくれた人たちのようなつながりを作ることができるかもしれません。