【小五郎・リヴァイ・永沢くん】上司のタイプ別「打たれない出る杭」になる接し方

人の何倍も努力して成果もきちんと出しているのに、なぜか評価されない。会社のために改善点や打開策を進言しているのに、いまいち理解されない。こうした経験に心当たりがある人は、往々にして上司とのコミュニケーションがうまくいっていないことが多いです。

能力が低いと咎められ、逆に能力が高すぎると疎まれてしまう。組織という場所は難しいものです。

そこで今回は、そんな仕事のできる有能な人たちが組織の中で「打たれない出る杭」になるため、アニメキャラを上司と見立て、キャラクター別に上手な接し方についてご紹介します。持ち前の仕事術を活かしつつ、上司との接し方まで完璧にしたらまさに鬼に金棒です。

上司は出る杭が怖い?出る杭が打たれる理由

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そもそもなぜ出る杭は打たれるのでしょうか?その理由は主に「上司の不安」が大きいです。上司という上司が全員、仕事ができたり部下の統率ができるわけではありません。彼らからすると、出る杭のような部下は自分の立場を脅かす不安材料になりかねません。

また、そんな出る杭が自分の言うことを聞かなければなおさらです。そんな不安材料を、長い間自分のところに置いておく必要はどこにもありません。彼らによって左遷させられた人たちは大抵、有能であることが多いです。

つまり、仕事ができない人が左遷させられるのではなく、上司とあまり上手くいっていない有能な人が左遷させられやすいのです。

「打たれない出る杭」になるためのコミュニケーション

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自分の方が上司よりも有能であったとしても、上司に嫌われては通るものも通らず仕事はやりづらくなる一方です。そこでここからは、様々なアニメキャラを上司に見立ててコミュニケーションをより円滑に進めるための例をご紹介します。

1.毛利小五郎(名探偵コナン)

ご存知名(迷)探偵の毛利小五郎。シリアスな場面では大人としての良識もきちんと持ち合わせておりかっこいい一面も見せますが、普段は自己顕示欲が強くお調子者。 劇中、高校生探偵の工藤新一が難事件を解決していることで「仕事を取られた」と不機嫌になっているシーンが描かれています。この手のタイプの上司は、部下が優秀すぎると変にへそを曲げかねません。

毛利部長!この間のプレゼン、毛利部長のアドバイスのおかげでうまくいきました!ありがとうございました!

ー (ん?アドバイスなどしたか?)あ、あぁ…

ほら!この間の新商品のコンペですよ。毛利部長からいただいた最後の一押しのアドバイスが決め手でしたよ。またぜひともご相談させてください!(とはいえほとんど完成していたんだけどね。)

ー お、おう!まぁこの花形営業部部長、毛利小五郎様にかかればこんなコンペとったも同然よー!ぬあーっはっはっは!!!

迷推理を連発する小五郎のような上司を、コナンのように眠らせてしまえば話は早いのですが現実はもちろんそうはいきません。眠らせることはできないですが、もうほぼ完成している案の最後のおいしいところをあえてアドバイスさせるのも有効な手段です。 そのおかげで結果が出たのならば、それをさも上司の手柄のように言うことで、次の仕事もやりやすくなるでしょう。最後のおいしいところをあえて渡し、「自分が主役である」「英雄である」といった認識を持たせられれば、逆に扱いやすい上司でもあります。

2.リヴァイ・アッカーマン(進撃の巨人)

 


人類最強の兵士、ならぬ人類最強の部長・リヴァイ部長です。厳しそうなリヴァイ部長と接するにはどうしたらよいのでしょうか。

ー オイ…これはどういう状況だ?

はい、リヴァイ部長っ!げ、現在クライアントからっ発注ミスに関してクレームが来てい、ます…

ー ピーピー喚くな。で、どうするつもりだ?

先方にまずは謝罪をした後、早急に再納品できるように現在手配を進めております!

ー どれくらいの時間で収拾がつく?

おそらく最低あと2日はかかる模様です。先方には納得いただけるような形で謝罪とお願いをしてまいります!

ー わかった。お前の判断を信じよう。

いつでも冷静でカリスマ性もあるリヴァイ部長。彼のような上司には、明快なロジックとそれを突き動かすエモーションをきちんと伝えたほうがよいでしょう。

このとき「どうしたらいいですか?」と上司に判断を仰ぐのではなく、自分で考えて上司に提案し、自ら行動することが大切です。きっと、「せいぜい悔いの残らない方を自分で選べ」と背中を押してくれるでしょう。

3.永沢くん(ちびまる子ちゃん)


嫌味な性格毒舌家、たまねぎ頭がトレードマークの「ちびまる子ちゃん」の永沢くん。ネチネチと嫌味を言ってくる上司には、どのように対応したらいいのでしょうか?

ー で、こないだ頼んでおいたプレゼンの資料、どうなった?

申し訳ありません、永沢部長。少々立て込んでおりましてまだ完成しておりません。

ー おいおい大丈夫なのかい?そんなんで。だいたいちょっといい大学を卒業しているからって調子に乗らないほうがいいと思うよ。君みたいな経験も少ない素人は、現場に出ても何の役に立たないんだからね。

「いい大学を卒業したら調子に乗っている」と永沢部長はお考えなんですね。資料に関しては、期日にまでに必ず仕上げますのでもうしばらくお待ち下さい。

嫌味や皮肉を言ってくる上司は、イヤなことを言ってこちらが悔しがっている姿を見て喜びます。それを逆手に取って、こちらは何を言われても笑顔を絶やさないことも効果的な対処法のひとつです。

また、嫌味を復唱するというのも有効な手段です。攻撃的な言葉はそれだけで殺傷能力があります。たとえ他人に向けた言葉でも、復唱されることで自分の吐いた言葉がいかに攻撃的だったかを確かめさせることができます。

仕事ができる人にありがちな「悪い」出る杭にならない!

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ここまで、上司のタイプ別に接し方について紹介してきました。よく「上司は選べない」という言葉を聞きますが、上司もまた部下を選べないことも多いのです。

有能な部下は会社にとって必要な資本です。部下とのトラブルが多少あったとしても、ある程度は目をつぶらざるを得ません。しかし、出来過ぎる部下が故に、与えられる予算や権限が増え、結果的に出る杭となって目立ちます。その結果、その周りの人たちが出る杭を打ち始め、もともとよく思っていなかった上司もそこに加わり孤立してしまいます。

このように、出る杭として周りから叩かれる人は、自分が出すぎていて周りに迷惑をかけていることを気づかない人です。大切なことは、出過ぎている自分を見て、自分が周りにどのような影響を与えているかを客観的に分析できるかどうかです。そうした配慮をしている人は、意外にも出る杭のような感じでも叩かれずに生き残ることが多いです。

上司との付き合い方を考えつつも、自分が悪い意味で「出る杭」にならないように十分気をつけていきましょう。