社会の無関心を打破する!社会問題の現場をツアーで行く新たな旅行のかたち。リディラバ・安部敏樹インタビュー

代表取締役社長・安部敏樹(あべ・としき)
1987年京都府生まれ、神奈川県横浜市育ち。落ちこぼれから一転して東大合格を目指す。横浜国立大学に現役合格するも、再び東京大学の受験に挑戦し、見事合格。大学生時代にオーストラリアのマグロ漁師を経験する一方、在学中の2009年にリディラバを立ち上げ、スタディツアーを展開。同事業で数々のビジネスコンテストの受賞歴を持つ。2012年に社団法人化し、2013年に株式会社リディラバを設立。東京大学大学院に在籍しながら授業を持ち学生を教えるなど、研究者としても活動している。

核燃料再処理施設や新宿ホームレス、社会問題の現場をツアーで訪れ、無関心の壁をなくしていく

 ツアー旅行というと、観光名所を見物して温泉やグルメを堪能するなど、どのツアー会社のパンフレットを見ても、だいたい似たりよったりである。もちろんそうした定型コースの旅行もそれはそれで楽しいものだが、それだけでは満足できない人は、自分の趣味嗜好に合わせて旅行の計画を立てる。たとえば、歴女ツアーやパワースポットを巡る旅、変わったところでは廃墟ツアーや妖怪伝説を巡る旅など、自分なりのテーマを決めると、旅はより深みを増すものだ。

 旅行には、ただ娯楽や癒しを求めるだけでなく、見聞を広め、自分の価値観に影響を与えてくれる“体験”を求める意味合いもある。ツアーというものにそうした付加価値を与え注目されているのが、リディラバが主催するスタディツアーだ。

 スタディツアーとは、ツアーを組んで社会問題の現場を訪れる画期的旅行サービスである。企画されているツアー一覧を眺めているだけでも、ホットな社会問題がわかって興味深い。たとえば「“クリーン”エネルギーって何だ!?」と題されたツアーでは青森県六ヶ所村に赴き、核燃料再処理工場や石油備蓄庫などエネルギー関連施設を巡って関係者に話を聞く。一般の人がなかなか入れない施設を見学できるのだから、観光施設を見物するよりよほど価値ある体験が得られそうだ。

 他にも林業による地域活性化を学ぶツアー(岩手県住田町)、雪かきを通して地域の過疎化と高齢化を考えるツアー(新潟県十日町市)といった遠方のツアーもあれば、ホームレスを通して社会の貧困問題を考えるツアー(東京都新宿中央公園)、風俗嬢に仕事のリスクをインタビューする女性限定ツアー(新宿のラブホテル)といった近場のツアーもあり、社会問題があるところなら、どこでも目的地となりうるのだ。リディラバでは2009年からこのサービスを始め、これまでに60種類以上のツアーを開催してきた。代表の安部敏樹氏は、社会問題への関心を高めるために、この事業を考案したという。

「もともと旅行会社をやりたかったわけではないんです。社会問題というのは、なかなか関心を持つきっかけがない。そこで、社会問題について考えるきっかけをつくるためにスタディツアーを始めたわけです。社会問題には三つの“壁”があるんです。まず第一に、そもそもみんなが興味関心を持っていないという壁があって、それを打破しようとしたわけです。二つ目の壁は、社会問題の一括したプラットフォームがないため、情報が可視化されていないこと。そして三つ目が、物理的な距離とは違う距離感があること。たとえば駅前にホームレスの人がいますよね。僕たちは50センチほどの距離で横切ったりするわけですけど、話しかけることはまずない。距離は近いのに壁みたいなものがあって、見ようとしていないんです。我々はそれを『現場の壁』と呼んでいます」

 リディラバのコンセプトは「社会の無関心の打破」。事業を通して社会問題の前に立ちふさがる三つの壁を取り払うことが目的だ。安部氏の構想ではこれも前段階にすぎず、最終的には民主主義の仕組みそのものを変えていくことが目標だという。しかし、民主主義とスタディツアーが即座に結びつかない。安部氏の中でどのように連動しているのだろう?

「民主主義にはいくつも不備があります。その一つが社会的論点です。多くの人があらゆる社会的論点にアクセスできて情報も持っていて、個々人が意思決定したいという意欲があるという前提のもとに民主主義は成り立っているわけですよね。でもそれが成立していない。たとえば、防衛問題の議論にしたって、僕らはほとんど情報を持っていない。だから、意思決定をしたいという意欲も湧かないわけです。そこで、まず社会問題のプラットフォームを作ることで、社会的論点に対するアクセスビリティを高めたいという意図があるんです」

 リディラバではスタディツアーと並行して、「社会問題の百科事典」と位置付けた「TRAPRO(トラプロ)」というサービスを提供している。ユーザーが社会問題に関するトピックを立て、自由に情報を発信できるサービスだ。社会問題というと、行政的な堅苦しいものをイメージしがちだが、リディラバのサイトは硬軟織り交ぜたトピックが並び、タイトルもキャッチーでカジュアルな印象になっている。社会問題に関わることのイメージを変えていきたいという思いがあるという。

r_03「社会問題に関わっているからといってモテたりはしないですよね。世間ではお金持ちの方がモテると思われている。そうなると、若い人が社会問題に関わりたいと思わなくなるわけです。たとえ本気で社会を変えたいとは思っていなかったとしても、もしモテるなら、渋谷のヤンキーが社会問題を解決しようと言い出すかもしれない。今は、彼らに対してのインセンティブがないわけです。実際に社会に良いことをするということは、あくまで犠牲の精神によって成り立っているので、個人の利益の最大化と全体の利益の最大化が一致しない場合がほとんどです。これを一致させるには、社会の点数配分を大きく変えるしかない。簡単に言うと、英語が勉強したいわけでもないのに受験のために英検をとる人がいますよね。たとえば社会的貢献度を可視化できるようにして、その得点によってAO入試で有名大学に入りやすくなったり、公共施設を半額で利用できるような仕組みになれば、社会貢献をしようと思う人が出てくるはずですよね。自分の利益が社会全体の利益と一致するような仕組みを作る必要があるんです」

 アメリカでは優秀な学生たちが、Teach for AmericaやPeace CorpsといったNPO団体にこぞって就職を希望する。NPOスタッフが高い専門性を持ったプロフェッショナルだという認識が世間に浸透し、公益精神を満たすだけでなく、個人のキャリア面でも多大なメリットをもたらしてくれるからだ。また、大企業なみの予算を持つNPO団体もあり、十分に生活していけることもあるだろう。イメージを変えるだけでは一過性のブームで終わってしまう。安部氏は熱意を持つ一方で、常に冷静に“仕組み化”を考えているようだ。

学年最下位から東大合格。そして東大生マグロ漁師に。人とは違う略歴が社会問題へと向かわせた

 今でこそ、精力的に活動している安部氏だが、中高生時代はあり余るエネルギーをどこへ向けていいかわからず、駅前でたむろする不良少年のひとりだった。一時は親に反発し、暴力をふるったこともあったという。彼自身が不登校や家庭内暴力といった社会問題の当事者だったのだ。

r_01「基本的に僕らの世代は、諦めの方が先に来てしまってあんまり怒る人がいないんですけど、当時の僕は世の中に対して『おかしいだろ』という気持ちが常にあって、よく怒ってました。その頃は、世の中が僕らに関心がないことを肌で感じてましたね。学校に行ってるはずの時間に未成年が駅前にたむろしてタバコを吸っていても、誰が注意するわけでもない。先ほどのホームレスの話と同じで、物理的な距離とは違う“無関心の壁”みたいなものが、はっきりそこにあるわけです。見て見ぬふりをしているうちに、人間って本当に見えなくなってくるものなんですよね。自分らみたいなガキに、自然と関心が持てるような仕組みがあれば、すごく良いセーフティネットになるのにな、と思ったりしてましたね」

 この頃の安部氏はほとんど勉強ができなかった。そもそも不登校で勉強をしていないのだからそれも当然である。それがなぜ東大受験へと向かったのか?

「中学2年から不登校気味になって、高校は大学付属の進学校だったんですが、高校2年までずっと仮進級だったんです。それでも大学に進学できるはずだったんですが、偏差値は学年最下位の201位で、素行も悪いし、出席日数も足りない。高3のホームルームで先生に『大学進学は無理です』と言われたんです。そのときは友だちに恵まれていましたね。『ドラゴン桜』というマンガが流行っていたときで、『これはもうドラゴン桜でしょ!』ということになって、僕を東大合格させるプロジェクトが立ち上がった(笑)。久々に周囲から関心を持たれたことが嬉しくて、周囲の期待に応えるためだけに勉強するようになったんです」

 ところが、本当に東大合格ラインが見えてくると、面白半分だった友人たちからするとつまらない。一転してサッカーなどの遊びに誘われるようになり、勉強を妨害されるようになった。結果、東大には一歩届かず、横浜国立大学に合格。難関の国立大学に合格したのだから、それで良しとしてもいいところだが、安部氏はすぐに中退し、再び東大受験に挑んだ。そして見事に合格。『ドラゴン桜』プロジェクトを完遂したわけだ。その後、東大生にしてマグロ漁師となるのだから、つくづく変わり種の略歴である。

「『ドラゴン桜』プロジェクトが終わって、次は何のマンガを目指そうかとなったとき、『ワンピース』だろ!と思ったんです。海賊王になるにはどうすればいいのか、まずネットで調べたら、ソマリア海賊対ロシア海軍という動画がヒットした。ロシア海軍が一方的に攻撃しているだけで、ソマリア海賊は打つ手なしという映像でした。これは無理だな……と(笑)。そこで、海の男に方向転換したんですけど、どうせ獲るならイワシよりマグロだろうと考えたわけです」

 そこで見つけたのが、オーストラリアのマグロ漁である。南オーストラリアの富豪ランキング20年連続1位という大企業の会長に直談判をして、「面白いヤツだ」となり即採用。一見、難しそうに思えることも、人を説得するだけの熱意を持って交渉すれば、実は大半が実現可能なのではないかと思えるエピソードである。

「意外と合理的でサラリーマン的な世界でしたね。海でマグロを網で囲って、それを狭めていって生け簀にするわけです。半分養殖みたいなもので、その状態で半年くらいマグロを太らせる。夏はオーストラリア、冬はギリシアの海で漁をしましたね。冬用のダイバースーツを着てマグロを獲るのが僕の仕事でした。泳いでいるマグロの尻尾をつかむと、再加速しようとして激しく動こうとする。そうすると酸素を吸入しようとしてエラが開く。そのエラにぐっと手を突っ込んでマグロを抱えて、泳いで船まで運ぶんです。超アドレナリンが出ますよ」

 マグロ漁で稼いだお金で、大学時代は海外を一人旅して回ったそうだ。一方、大学では人権に関するゼミに在籍し、この頃から社会問題に関心を持つようになった。3年次に理転するのだが、地球科学の実習で地方に行った帰り、ダムに寄ったことが、スタディツアーのアイデアにつながっていく。

「ちゃんと交渉すれば、ダムの中を見学したり、キャットウォーク(ダムなどの高所に設置される狭い通路)を歩けるということをそのとき知って、これは超やってみたいと思ったんです。東京に戻ってから徹底的にダムについて調べて企画書を作りましたね。ちょうど八ツ場ダムが問題になっていたときで、それが最初のスタディツアーになった。社会問題への関心は、当時からありましたね。自分自身がちょっと変わった出自のマイノリティじゃないですか。そういう人間が他にもいっぱいいるだろうと思っていて、いろいろ見てみたいと思っていたんです」

 そうして社会問題の現場を訪れていくうちに気づかされたことがある。それは、すべて“同じ構造”だということだ。

「当事者は社会問題に対して頑張ってるんですよね。それでもどうにもならないから社会の問題なわけです。当事者じゃない人がどれだけ社会問題に関心を持てるかが大事なんだけど、みんな今の生活でいかにサバイブするかに精一杯で関心を持つ機会がない。僕がグレていたときに社会の無関心を実感したのと同じように、あらゆる社会問題の現場で同じことが起きていることがわかったんです。そこで、誰もがもっと気軽に社会問題に関われる機会を作りたいと思って、スタディツアーを実行してみたら、けっこううまくいった。これをもっと仕組み化できれば、“社会の無関心の打破”ができるだろうと考えたんです」

“旅行”を再定義したとき、これほど膨大な時間を拘束できる“メディア”はないと考えた

 大学時代の安部氏は研究者の道に進もうと考えていたそうだ。しかし、3年次に立ち上げたスタディツアーを事業として2009年に一般社団法人リディラバを設立。2013年に法人化し、今では社員15名、ボランティア幹部17名、ボランティア会員が600人以上という組織の代表を務めている。ただし、研究者の道が途絶えたわけではなく、今でも博士課程に席を置き、「ソーシャルビジネスのためのチームビルディング」という授業を受け持つなど、起業家と研究者の道を並行して歩んでいる。

r_02「興味があるものがいくつもあって、脳と意思決定の関連性や社会全体の生命性みたいなものを研究したいと考えていたんです。社会というシステムの構成員として僕らがいるわけですけど、身体の細胞の一つが僕の考えていることを認知できないように、個人が社会を認知するのはすごく難しいわけです。でも、システムの下位にいる僕らが、システムという上位をメタ認知できるというのが、人間の特性なんですね。そこをもっと研究して、社会全体のシステムがどうなっているのかを解きたいんです。2、3千年前から社会の仕組みは根本的に変わっていない。それを上書きすることができれば、これから2、3千年続く仕組みになっていくかもしれない。それをやるのが最終的な目標です」

 研究者として、また社会起業家として社会システムを突き詰めて考えていった結果、前述の「民主主義の仕組みを変えるしかない」という結論に至った。60年代の学生運動の時代ならまだしも、近年こうした発言をする人は滅多にいない。

「昭和の男っぽいとよく言われます(笑)。そんなことを考えている人は今の世の中にはほとんどいないわけですよね。逆にいえば、誰もやっていないからすごくチャンスだし、新たなフレームワークを作りやすいタイミングの時代だと思う。リディラバを立ち上げたときも、社会問題のプラットフォームを作るという理念が内部でもなかなか理解してもらえなくて、社会問題の解決を個別にいっぱいしていけばいいという意見が多かったんです。そのとき、社会のメタ構造までちゃんと認識して行動している人がすごく少ないことをあらためて実感しましたね」

 今の時代にあって、それは無謀な挑戦にも思える。だからこそ期待もするし応援したくもなる。いつの時代も、安部氏のようなある種のはねっ返りが世の中を変えてきたと思うからだ。現在27歳の安部氏は、今の時代をどう捉えているだろう?

「若い頃は『俺はなんでもできる』という全能感があるものじゃないですか。でも、今は若い人であっても全能感を持ちづらい時代なんですよね。歴史的背景でいえば学生運動の敗北があって、それ以降の若者には、自分が社会を変えるという実感がない。それよりも今あるシステムの中で、どうサバイブするかが重要で、そのためには『諦めも必要だよね』と考える人が多いんです。たしかに社会が腐っている感じがするんだけど、あまりにシステムが頑丈で変えられる気がしないわけです。一方で、ネットの影響で情報だけはみんなが知るようになりましたよね。そういう意味では頭でっかちの人が増えたと思う。それは組織内でもすごく気をつけていることで、やっぱり手と足を動かさないと。僕は一人の人間としてエンボディメント(身体化)を大事にしています。知識として知っているのと、身体性として獲得していることは、まったく違う。スタディツアーはまさに現場に行って身体性を獲得しようとする行為でもあるんです」

 スタディツアーを事業化するにあたって、安部氏は“旅行”というものを再定義したそうだ。

「メディアとしての旅行があると考えたんです。新聞という大メディアであっても、記事を読んだからといって八ツ場ダムに行って問題を解決しようという人はほぼいないわけですよね。twitterも同様です。たとえ1万人のフォロワーがいたとしても、つぶやきの発言内容に対して2、3秒のアテンション(注目)しかとれない。つまりアテンションの総量という意味では、ソーシャルメディアはそれほどたいしたものではないんです。それに比べると、旅行がとれる時間はすごい。2日間のツアーに10人が参加したら480時間。それだけ膨大な時間を拘束できるメディアはないし、しかも対価まで頂ける。旅行というものを、誰もが当事者意識を持てるソーシャルメディアとして位置付けたんです」

 スタディツアーは誰でも企画を立てることができる。チェック項目をクリアし、説明会に参加して簡単な概要書を提出すれば、ツアーをサポートする部署がチームを作り、講演者やNPO団体を探したり、現地の下見をするなどしてツアーをかたちにしてくれるのだ。また、参加者のツアー代金は、協力してくれたNPO団体にも支払われるので、問題提起をしつつ経済的にも援助できる仕組みになっている。参加者は20代が中心だが、下は15歳から上は74歳と幅広い。世代を超えて同じ問題意識を持つ人と出会える場としても価値があるだろう。

「社会問題というのは複雑な要因が絡まり合っていて、これが原因だと断定しづらい繊細なものです。でも、だからこそ断定しなくてはいけない。なぜなら断定しないと消費されないからです。たとえばバックパッカーが自分探しの旅をしますけど、旅に出て何が得られたかを明確にしない限り、マスの消費行動にはならない。多くの人に社会問題に触れてもらうためには、行って何が得られるかをある程度、明確にする必要があるし、遊び心も大事ですよね。とりあえず実際に現地に行けば、当事者意識が持てるようになるし、社会問題の現場にある難しさも肌感覚でわかる。今は参加者を増やすことが課題ですが、世界中の社会問題に対する無関心を少しでもなくしたいと思っているので、ゆくゆくは世界中で展開していくつもりです。改善してよりよいものを作っていくことに社会の前進があるわけで、人間という種を守るという意義もあるし、自分の人生を賭ける対象としてやっぱり面白いですよね」

安部敏樹氏を知るの3つのこと

リディラバの組織文化

「組織文化の共有はすごく大事だと思ってます。結論ありきで話をしても意味がないので、まず議論をして、それを共有してから実行に移っていく。人は上からの指示でやらされていることはあまり面白く思わないものですが、何のためにやっているのか、目的がわかっている仕事に対しては意欲が出る。それが個人のモチベーションになるし、法人営業ひとつとっても、自分で語れないと相手にしてもらえないわけです。今あるものを保守点検するのではなく、社会を変えて行こうとすれば当然、負荷がかかる。そういう大変な作業をするとき、プロ意識がないとできないし、自分に対してもっと改善と成長を求めないと組織のスピードについていけなくなってしまう。リディラバのスタッフに対しては、社会を変えていく側のプレイヤーであって欲しいと思ってます」

何をやっていいかわからない若者へのアドバイス

「それこそリディラバに来ればいいですよ。スタディツアーに参加するのでも良いし、スタッフとして加わるのでも良い。事業を起こすといった何か一つのことにトライしていくことって、自分でやり切ってみないとわからないことがすごく多いんです。だから、中途半端にやるよりは、しっかりやり切った方が良いし、その中で次のステージが見えてくるものだと思うんです」

モットー

「自分が嫌いになるようなことはしないことです。たとえば、どんなにお金が儲かることであろうと、ふと自分を俯瞰して見たとき、『おまえ、何やってんだよ』と思うようなことはやりたくない。基本的に自分に対して誰よりも期待していたいというのがある。だから、本質的に意味があることがしたいし、時間的に自分の人生を無駄にしたくないという気持ちがすごくある。自分が解決したいと思っていることに関しては膨大な時間を使ってもいいと思っていますが、それによって社会が変わる可能性がないことや、自分が望んでいる世の中へとつながっていかないことに関しては、やりたくないと思ってます」

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リディラバ創立5周年イベント「リディラバースデー」
日程2014年10月26日(日曜日)13:30〜18:00(12:30~13:30受付)
参加費:1,000円
会場:東京大学駒場キャンパス
参加定員:200名
今年で創立5周年を迎えたリディラバ。代表安部による講演&質疑応答、代表安部と史上最年少で上場を果たしたリブセンス村上太一社長の対談、ツアー報告会&発表会、「武の美」をテーマに世界各地で実演経験のある武楽座の公演など充実のコンテンツ。また、特別ゲストと現在登壇交渉中。イベント後はNPO・学生・社会人など様々な方と懇親会で交流してリディラバの誕生日を祝いましょう。

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取材・文●大寺 明