【一流思考】情熱大陸に出演した経営者の刺さる名言、放送作家小山薫堂

小山薫堂氏プロフィール

1964年 熊本県出身。(株)オレンジ・アンド・パートナーズ代表取締役社長、放送作家事務所N35inc代表。東北芸術工科大学企画構想学科長。日本大学芸術学部在学中に1985年『11PM』で作家デビュー。

代表作に「カノッサの屈辱」「料理の鉄人」「お厚いのがお好き?」自身の小説をドラマ化した「セレンディップの奇跡」などがある。エッセイ執筆・商品開発・ラジオパーソナリティ・様々なメディアでライフスタイルを提案するなど多分野で活動。

初脚本映画『おくりびと』は、第81回アカデミー賞 外国語映画賞、第32回日本アカデミー賞 最優秀作品賞ほか10冠達成、モントリオール世界映画祭・グランプリ受賞。

 

人は知らず知らずのうちに、最良の人生を選択している

382426_263435120424126_933000120_n

人生には数多くの分岐点が存在しています。例えば、高校から大学へ、大学から就職までの進路。小さなことでいくと、今日のランチ何を誰と食べるか、右の道にいくのか左の道にいくのかなど…

きっと自分は、その数ある選択肢のなかで最良のものを無意識のうちに選び取っているという考え方です。

この言葉は小山氏の父親が彼によく言っていた言葉だそうです。現在、この言葉は小山氏が学科長を勤める大学の教え子たちにも継承されています。そして、小山氏は生徒たちにこうも伝えています。

「この言葉の意味は決してポジティブな捉え方だけのものではない。この言葉を言い訳にしないで生きていってほしい。」

最良の選択は、最良の努力によって成り立つものでしょう。この言葉の深みは、様々な経験をつむ事によってさらに熟成された意味を生み出していくのかもしれません。

 

Your happiness is My happiness

1795197_498354660265503_2071796801_o

小山氏の企画の原点、それは「誕生日プレゼント」です。小山氏が代表を務める(株)オレンジ・アンド・パートナーズでは、社員の誕生日に必ずサプライズを仕掛けるという習慣があります。

身近なだれかを幸せにすること、相手にいかに喜んでもらうかを考える。

これが小山氏の企画の根底にあるのです。「企画」というと、ビジネスに繋がることや、少し難しいことのように感じるかもしれませんが、実は誰にでもできる身近なものなのです。小山氏はこうも語っています。

「企画とはサービスである。サービスとは思いやりである。」

日本人は海外の人から見ても、思いやりの深い民族だと高く評価されています。私たちには知らず知らずのうちに潜在的な企画力が培われているのかもしれません。

企画とは、突飛な思いつきや天才によるひらめきではなく、日常的に目にすることや事象を視点次第でより面白く、特別なものにしてあげるということなのです。

 

幸せの閾値を下げる

IMG_0031_Fotor

「閾値」とは、ある反応を起こさせる最低の刺激量のことです。高校で生物を選択していた方は聞き覚えがあるのではないでしょうか。小山氏は、これが幸せを感じるときにも当てはまるのではないかといいます。

例えば、初めて車を買ったときは、安い中古車だったとしても嬉しく感じますよね。しかし、それがだんだん時間の経過とともに新しい、もっと高価な車が欲しい!と思うようになります。そんなことを繰り返していくうちに無意識的に私達の幸せの閾値は上がっていきます。

それに気づき、小さな幸せを大事にできる気持ちを持ち続けることが、人生を充実させるコツなのかもしれません。